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「台北4日間」(CAコンピューター視察)Part1

6月3日より、アジア最大といわれるコンピューターの見本市が台北で行われた。それに向けて日本のコンピューター会社が取引き業者を招待したのが、今回のこのツアーということになる。招待者側は、6人、全体で24名の一行である。
旅行会社はA社という百貨店系列の第一種大手旅行会社であるが、打合せで旅行会社へ出向いてみると、この会社の実力がかなり低いことがわかる。JTBなど大手の旅行会社の対応とは明らかに違うのである。人のよさそうな社員、バカに外注の添乗員に優しく謙虚だ。こういう会社の社員は、今までの経験からいくとあまり、業務能力の無いことが多いのだ。
担当者のH氏が紹介された。
40歳前後と思われるこの社員だけ、目つきに隙がなく、以前、僕の同業者で、添乗準備金の30万円を持ってトンズラした男の目つき、喋りかたにそっくりである。この打合せの場には、他に台湾側の手配会社の代表なども同席していたのだが、驚いたことに、この男、開口一番、
「夜の料金はどうなっているの?」と手配会社に尋ねたのだ。このツアーの幹事から、2日目の夜どこか、女を買う場所を教えてほしい、というような依頼を受けていたらしい。手配会社は、料金とシステムを紹介した。
「現在の相場は4万円です。最初、そういう女の娘のいるカラオケクラブへ行き、飲み放題、歌い放題、そして、ホテルに連れて帰って全て込みで4万円です。」
そして、この男H氏、もっと驚くべきことを臆面もなく尋ねた。
「コミッションはいくら?」
H氏のこの質問には、一瞬この場に間の悪い沈黙があった。なぜなら、普通、旅行会社の担当者が売春のコミッションを受取ることをおおっぴらに公言しないからである。または、貰わないのである。この金額を旅行会社が受取れば、会社ぐるみで売春を斡旋したことを認めることになるからだ。なのに、このH氏は悪びれもせず、当然のごとく聞いてくる。
「――――― ひとり、約2千円ぐらいだと思います。」
手配会社も困っている。
「ええ!前行ったことのある社員に聞いたら、1万円はもらえると言ってたんだが」
あまりに低俗な会話にこの場に呆れたようなため息がもれた。
「―――― それはありえないと思います。何か勘違いされているのではないでしょうか。」
「そう、おかしいなあ」
あまりに呆れた会話にA社のもう一人の社員が、
「まあ、まあ、きっと全部で1万円だったんじゃないですか」とこの話題を終了させてくれた。
それにしても、コミッションひとり1万円!ありえない。それ以上にこれを平気で要求したこの旅行会社社員のモラルに僕は愕然とした。会社がらみの海外ツアーでは夜の接客はつきものである。その中には当然、女も含まれてくる。しかし、あくまでそれは、ツアー本来の日程表の範疇外であり、副次的なものである。添乗員がその場で幹事などの意向を受け、アレンジはするが、責任は常にお客本人にとってもらうのが一般的である(添乗員、ガイドがアレンジするだけでも実際は日本の法律違反である。また、買春そのものが現地法に引っかかる場合もある)。
アレンジだけでも密室の行為であり、その中のできごとについては第三者が知る由もない。当然、コミッションの取りようもないのだが、もし、多少上乗せしたとしても、添乗員やガイドの時間外労働分と車代ぐらいのもので、それ以上取ることは、道義的になかなかできないものなのである。それをこのH氏は、旅行会社を代表して悪びれもせず、ひとり1万円などと要求してきたのだからビックリである。完全なる犯罪である。
 H氏は、「もし、お客様からそういう話しがあったらよろしくね」と最後に僕へ言った。
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