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川崎中一殺害事件で思うこと

飛行機が最終着陸態勢に入る。
進入角度を維持しながら徐々に速度を落とし滑走路へとランディングする。
乗客のほっと一息とともに、多少左右に体を揺すりながら飛行機はゆっくりとターミナルへ移動する。
乗客は小さな機内の窓からまわりの景色を注意深く眺める。何を見ているのか?天気はどうなのか?気温はどうなのか?どんな感じの空港なのか?・・・・いろんな情報を小さな窓から入手しようとする。

そして、待ちかねたように、Fasten Seat Beltsのオフサインとともに、一斉に席を立ち上がり狭い通路に密集する。我さきに!と急ぐ人。どうぞとゆずる人!いろいろいる。

機上の疲れか、血行の悪い足元はちょっとおぼつかない。時差ぼけなのか未知のものにたいする期待感なのか頭だけがグラグラと興奮気味となる。

キャビンアテンダントから「よい旅を!!」と化粧の浮き上がった笑顔で見送られ、ボーディングブリッジに降り立ち曲がりくねった蛇腹通路をすすみ、やっとターミナルの広いスペースに足を踏み入れる。

湿度、気温、雑音、におい・・・・
血行の悪い体でもアンテナはいろいろとキャッチする。

その後、トイレへ行くかもしれない。
トイレが日本と違うかもしれない。
座高が違う!洗面台が違う。照明、香水が違う・・・・
そのような刺激をどうにか自分の経験でくぐりぬける。
無意識に、刺激を自分の経験に照らし合わせることで、安心と好奇心を得る。

旅とはそれの連続である。
旅にはそれなりの時間という幅と旅行者には自分の日常の経験という常識がある。
だから、現実と非現実を判断でき、日常と非日常を楽しみながら有益な旅ができる。

それでも、あまりにギャップが大きいときがある。
旅自体があまりに日常とかけ離れ、刺激がマックスを飛び越え放心状態となるときが・・・・



高齢者、もしくは、一生懸命に第一線で働いてきた大人が・・・
旅行中、急におかしな言動を発症することはよくある。
急に認知症になってしまったお客様だっている。
急に自殺してしまったお客様だっている。

たぶん、本人はどこか異次元な仮想空間に迷い込んでしまったのだろう。



川崎市の中学1年生の事件・・・・
母子家庭、5人兄弟の上村君は、スマホを持ちLineで先輩や友人とやり取りしていた。
(けっこう裕福な子のほうがスマホや携帯を持っていなかったりネット制限を親から受け、逆に、貧困母子家庭の子がスマホやタブレットを小さい時から持っていたりするので不思議だ)


子供にとって、ネットは、旅と似ているように気がする。
自分で旅することのない子供にとって、ネット空間は、一種の旅ではないだろうか。
ただ、旅のように時間をかけてゆっくり!と確認するすべをネットは許さない。
視覚と聴覚だけを使い簡単に迷路(ラビリンス)に迷いこみ抜け出せなくなってしまう。
2つの刺激だけで想像以上の臨場感を味わえる。
その体感は現実を麻痺させ、いつ戻れるのかもわからない。

子供には経験による常識が少ない。
ネットという非常識を自分の常識で楽しむ余裕はない。
まかり間違えば、放心状態のまま、仮想空間を常識と間違え帰ってこれなくなる。

ある番組で識者(江川紹子)が川崎の事件で、Lineは問題ない・・という発言をしていた。
それに尾木ママが大いに関係あるはず!とバトルしていた。
私は尾木ママに賛成だ!

24時間、双方向の情報の刺激にさらされるということは、日常と非日常の区別がつかなくなってしまう、またはなくなってしまう。

中学一年生・・・まだ、一人旅には早いだろう。


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