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哀悼 後藤健ニさん

ついに後藤さんも殺されてしまった。
ヨルダン人のパイロットはすでに殺されていたという。
ならば、人質交換にヨルダン政府は応じてくれていても良かったのにと思う・・・
そうすれば、後藤さんの命は助かったかもしれない。
「殺さない」という意味では、ヨルダンに拘束されていたリシャウィ死刑囚も助かっただろう。
(実際リシャウィ死刑囚は誰も殺していない。自爆できなかったのだから)

立場が日本なら人質交換に応じたのではないか?
友人が困っていたら助けたい気持ちはあるはずだ。
とくに、あの人質が同盟国の米国人であれば政治的にも「助けよう」という宣伝が「テロに屈しない」を抑えて前面に打ち出された気がする。
その意味では、ヨルダンにがっかりだ!
ヨルダンという国は、よくわからない。
ヨルダンの王様はアラブの名家(ハーシム家)だ。もと、聖地メッカの太守だ。
20世紀初頭、『アラビアのロレンス』の口車に乗りオスマントルコのへのアラブの反乱を主導し勝利したが、結局、イギリスの裏切りから、ヒジャース王国として支配していたアラビア半島から追い出され、サイクス・ピコ秘密協定に沿うかたちでヨルダンの少領を与えられた。ハーシム家とすれば、くやしかったに違いない。
イギリス、フランス、そして自分を追い出したサウジアラビア!
彼の地は、お金になるオイルは出ない。しかも、イスラエルやアラブの火種をもった大国に囲まれているせいか、中立的政権運営をするしかないのだろう。過去に裏切られた欧米ともうまく付き合っている。過去に敵対したサウジアラビアと仲良くやっている。
親欧米的なのか、親イスラム的なのか?
パレスチナ難民を大量に受け入れながら、パレスチナ独立運動を取り締まる。今イラクやシリアの難民に対処しながら、米英の有志連合に参加している。

手馴れた処世術を持っていそうだ。
だからなのか、後藤さんをうまく救い出せたのではないかと思ってしまう・・・・

一時そんな雰囲気はあった。
救い出されるのか!と・・・・しかし、その後、そういう情報はデマカセということになり、また、ヨルダンのパイロットの生存が確認できないと・・と振り出しにもどった。
どこかの国から横槍が入ったのだろうか?
「テロに屈しないことを期待する!」と・・・・

後藤さんの最後の映像・・・
痩せたようにみえるが、あの表情は、恐怖におびえているというより、慈悲に見える。
(「慈悲」とは、普通、慈しみやあわれみと解釈されるが、原語の意味は「友情・同志」、「うめき声」という意味。つまり、誰かが苦しみにうめいているのを見ると、同じように自分も悲しみ苦しくなる。このことから、慈悲とは「同悲・与楽抜苦」の心である・・・・)

テレビでやっていたが、自分を戦地へ駆り立てるものは、≪日本の子供たちが普通にしていること・・遊んだり、美味しいものを食べたり、家族で笑ったり・・・そういうことを、現地の子供たちだって実は皆やりたいんだ。けど、どうしてできなくなってしまったのか、そういうことを世界へ伝えたいんだ・・・≫というようなことを言っていた。

だからなのか、あの最後の後藤さんの顔は、今自分を殺害しようとしている者達への慈悲のように見えた。
そう見えてくると、最後の声明文も、イスラム国の怒りと苦しみがにじみ出ている。

日本政府へ。
おまえたちは邪悪な有志国連合の愚かな参加国と同じように、われわれがアラー(神)の恵みによって 権威と力を備え、おまえたちの血に飢えた軍隊を持つ「イスラム国」だということを理解していない。
アベよ、勝ち目のない戦いに参加するというおまえの無謀な決断のために、このナイフはケンジを殺すだけでなく、
おまえの国民を場所を問わずに殺りくする。日本にとっての悪夢が始まるのだ。


イスラム国、もしくは、後藤さんを拘束していた者達は、後藤健ニを殺したくなかったのではないか?
あのイスラム国としては、リシャウィ死刑囚との交換、と随分と譲歩したように思える。
(リシャウィ死刑囚は、ヨルダン最大テロの犯人と言われているが、実際は腰に巻いた爆弾が破裂せずヨルダン当局に捕まった。よって、この婦人自身は誰も殺していないだろう。また、釈放したとしても次回の事件があるとも思えない。)
イスラム国にとって、これ以上の譲歩は規律が許さないだろう。

アベよ、・・・ほんとは殺したくなかったんだぞ・・・

と聞こえてくる。

狂気の集団といえども、数ヶ月間いっしょにいた者同士、情が通わないとは思えないのだ。

もうひとつ解せないことがある。
あんなに時間にルーズなアラブ人たち、
特にイスラム教徒が、なぜ、人質に関しては、時間キッチリに指定してくるのかわからない。
いつも、インシャラー!ではないか!
それだけ、外国人が多いということだろうか?

戦地のサイバースペースの管理も大変だと思う!
セキュリティ対策はどうしているのだろうか?
まさか、ネットで噂されているような、株式会社イスラム国という軍事関連企業がイスラエルあたりに本部を構えているということはないだろう。
イスラム国。アメリカのプロレスを見ているような悪役だ!
あまりにわかりやすく、ゲームでしかみたことないヒール役が腑に落ちない。

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