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大前研一の原点は添乗員時代にあり



 日本添乗サービス協会のこちらのページには、「添乗員に求められる素質、能力」が書かれている。
日本添乗サービス協会だけでなく多くの添乗派遣会社の募集案内でも同様の記載がある。

 
● 社会人としての常識と礼儀作法が備わっている。
● 常に、お客様との円滑な意思疎通と信頼関係に努めることができる。
● 旅行参加者同士の仲間作りのお手伝いができる。
● 人間に対する関心が深く、他人への公平性と思いやり、気配りができる。
● リーダーシップと責任感がある。
● 海外添乗の場合は、英語など外国語の会話力がある。
● トラブルへの対応が冷静かつ的確にできる。
● 金銭管理、報告書の作成など必要な実務遂行能力がある。
● 季節、気温、時差などの変化への適応力があり健康である。
などです。



 そのとおり・・・・と私は思っていたが、大前研一氏の著書を読むと、「そうとは限らないのだ」と改めさせられた。

 大前氏は、添乗員をやる前の自分の性格を、『・・・ よく入社試験で「対人関係だけは自信があります」という輩がいるが、若い頃の私はその反対のタイプだった。言いたいことは口に出さずにはいられないし、イヤなことは徹底的にイヤ。まさに「対人関係だけはダメです」というような性格だったのだ。・・・』
 といっている。
 その性格が添乗をやることによって変わっていった!

 ということは、先入観を持ってこの人は添乗員向きかどうか判断してはいけないということだろう。
 もしかしたら、多くの添乗派遣会社が素質なし!と判断した添乗員希望者がオオバケするかもしれない!
 人は良くも悪くも変わっていくのだろう・・・

旅の極意、人生の極意旅の極意、人生の極意
(2006/07/07)
大前 研一

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大前研一の原点は添乗員時代にあり

 大学院の二年間も含めて、私は1962年から67年までの足かけ6年、添乗員の仕事をしたが、この経験から得たものは計り知れない。何より語学力が伸びた。最初は難儀したものの、さまざまな国の人々と話すうちに各国の訛りにも慣れていった。ドイツ語も、じゅうぶんコミュニケーションが取れるくらいまでには上達した。
 また、人脈も大きな宝だった。添乗員時代に担当した客は2000人にのぼるが、彼らの住所録を作って毎年クリスマスカードを出した。いまで言う“顧客管理”である。出会った時にすでに65歳を過ぎていた方ばかりだったので、その多くは亡くなってしまったが、その息子や娘夫婦たちとは、いまでもつき合いが続いているのだから、縁とは不思議なものである。
 時間の使い方も相当うまくなった。何しろどこまでもマイペースな外国人を26人(加えて56個の大きなスーツケース)も引き連れているのだ。トイレ休憩や水分補給など、全員の生理現象にも細心の注意を払いつつ(全員65歳以上なので、特に細心の注意が必要だ。しかも当時はどこも和式トイレであったので、これがまったく使えないときている)、目的地への到着時間を念頭に置き、逆算しながら行動する。これならいやでも用意周到な人間になろうというものだろう。
 こう考えていくと、大前研一の原点のすべては添乗員時代にあるといっていい。
 外国人観光客を連れて日本じゅうを走り回っている時には、自分が将来経営コンサルタントになるとは夢にも思っていなかった。
 よく入社試験で「対人関係だけは自信があります」という輩がいるが、若い頃の私はその反対のタイプだった。言いたいことは口に出さずにはいられないし、イヤなことは徹底的にイヤ。まさに「対人関係だけはダメです」というような性格だったのだ。にもかかわらず、経営コンサルタントとして何とかやってくることができたのは、ひとえに、添乗員の経験がものを言っているとしか言いようがない。この場でどう振る舞えば、相手が心を開いてくれるか、そのノウハウは、2000人の客をあいてにするうちに自然と身についていったものだ。



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