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自らにふさわしい「楽園」を選ぶ旅


五木寛之著『選ぶ力』より

 ブッタは、霊鷲山を自分の「楽園」として、、晩年を過ごしていました。そして、八十歳の時、「楽園」を飛び出し最後の旅に向かいました。ガンジス河を越えた長い長い旅でした。旅の途中で弟子たちに、自分はもう長くないと伝え、彼らを悲しませたりしています。そして、予言の通りクシナーラーという場所の林の中で、彼は亡くなりました。これは覚悟の旅だったのです。死出の旅路だったと言い換えてもいいでしょう。
 「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」という松尾芭蕉の句があります。これもまさに死出の旅への覚悟をうたったものです。それは、物理的な旅に出るということだけではありません。自分の死期を悟ったときに、次第に枯れるように命が消えていく。それもまた旅の形態の一つなのです。
 繰り返すようですが、「楽園」は、いつか必ず終わりがきます。その時をどのように迎えるかを考えずして、「楽園」での生活を謳歌することはできません。高齢者となった私たちは、自分の「身体」と「心」と会話を交わしながら、自らにふさわしい「楽園」を選ぶ旅を続けなければならないのです。

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