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アイヌ民族(の文化)をしっかり守る?

アイヌ新施設、東京五輪までに整備 官房長官が表明 2013/9/11 18:41
 政府は11日、アイヌ政策推進会議(座長・菅義偉官房長官)を初めて札幌市内で開いた。菅氏はアイヌ民族の文化を再現する新施設について、アイヌ民族博物館がある北海道白老町に2020年の東京五輪までに整備する意向を表明した。

 新施設は「民族共生の象徴となる空間」として北海道で初となる国立博物館や公園、慰霊施設などを備え、アイヌ民族の文化を伝承する拠点とする。菅氏は「五輪が始まる前に完成させて、アイヌ民族(の文化)をしっかり守る姿を海外に見てもらいたい」と語った。

日経新聞より 以上



 明治村やハウステンボスじゃあるまいし、日本に現存する先住民族に失礼ではないのか?オリンピックが決まったら急遽こんなことを前倒しでおこなう。こんなことをすれば、間違いなく、海外への逆効果になると思う。

 海外の人はよく知っている。私がヨーロッパへ行って驚いたことは、あちこちで日本の先住民族アイヌについて聞かれたことだった。
 日本の学校教育でアイヌ民族についてろくに学んだ記憶のない私は、何も答えられなかった。自分の国のことなのにまったく知らない私に、不思議な顔、呆れた顔をされた。

 アイヌ人は、15世紀以降、和人に騙され、殺され、土地を奪われ、1899年の「北海道旧土人保護法」より博物館の文化財のような暮らしを強いられてきた。
 その差別的な「北海道旧土人保護法」がやっと改定されたのが1997年だ。
 そして、その改定された内容も先住権などが含まれずいまだ人権が確立されたとはいえない。
 そちらのほうの権利を保護してこそ、「アイヌ民族(の文化)をしっかり守る・・・・」といえるのではないのか。


 『マゼランが来た』本多勝一著より

・・・・・・・・・
 こうして絶滅にひんした先住民の、最後のひとにぎりをも完全に消滅させることになるのが、マゼラン海峡の南、フエゴの西にあるドーソン島につくられた“保護区”である。さきに博物館の神父が「保護区をつくって集めたけれど遅すぎました」と言った場所だ。彼は「保護が遅すぎた」のではなくて「絶滅を加速させた」と正直に告白すべきだった。弱った人間を早く死なせる方法は、生まれ育った環境から切り離して別の土地へ強制移住させることである。民族社会も民族文化も奪われて集中キャンプにつめこまれた人間が、アル中などで自暴自棄の道をあゆむのはむしろ当然だ。そして強制移住のあと先住民が一人もいなくなった土地に、殺人者たちは安心して有刺鉄線をはりめぐらせ、分割私有を完結させた。・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・


上記は、アルゼンチンの先住民族について著者が述べられた部分である。アイヌの歴史とオーバーラップする。
*アイヌシモリ

 

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