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トラベル世界

*トラベル世界が営業停止、債権者500名規模、負債4億円
(トラベルビジョン Travel vision)

・・・・・・
あの地味な会社が倒産するとは?

まだユーラシア旅行社が設立される以前・・・秘境といえば、ワールド航空サービス、西遊旅行、トラベル世界が思い浮かぶ。
その中でも、地味にオリジナリティーを通していたのが「トラベル世界」だったのではないか。

新聞に小さな一段広告を載せて・・・・
価格もそこそこ高く・・・
添乗員は派遣でなく、自社で養成していた・・・
パソコンとは無縁そうな参加者たちと家族のように旅行していたが・・・・

報道をみると、倒産の主な理由はインターネットへ出遅れたことらしいが、はたしてそれだけだろうか?
あの・・・地味な家族のように旅していた「トラベル世界」が、ネットへ出遅れたたぐらいで倒産するのだろうか?
私からみれば、不況でも震災でも一定の集客力がある旅行会社のように思えたのだが・・・・


もしかしたら、以前トラベル世界の課長さんが応えていたようなことが原因だろうか?
*スペシャリスト・インタビュー:トラベル世界 企画営業部課長 齋藤裕樹さん
(トラベルビジョン)

・・・・・
Q.参加者の平均年齢は60代後半とか。シニア対象の商品作りに変化はありますか
 
 当社のお客様は長年ご利用くださっている方が多いのですが、最近は、新たなシニア層、つまり団塊の世代のお客様の利用も増えています。ご存知のように、団塊の世代はインターネットもある程度使いこなし、情報収集もホテルやチケットの予約も自分でできるため、たとえばマリ共和国へはパッケージツアーを利用するけれど、中国には個人で行く、というように方面によって旅の方法を選びます。旅行するならトラベル世界もしくは競合他社も含めたパッケージツアーでという当社の従来のメイン客層であるシニアのお客様とは明らかに志向が異なるんですね。

 食事ひとつまでツアーに組み込んでほしいシニア層と、パッケージにもある程度の自由を求める団塊の世代の間には、自由時間や食事の設定に対する考え方のギャップもあります。大手であれば別のブランドを立ち上げて対応する手があるかもしれませんが、単一ブランドで、ある程度ポリシーの統一をはかっている当社の場合、たとえば価格の低い別ブランドを立ち上げたら、これまでのポリシーと整合性がとれません。新シニア層にどのようなツアーを提供すべきか。2つのタイプのシニアが混在するツアーでは、異なる両者の要望にどう折りあいをつけるか。これらは当社のここ数年の課題ですね。ただ、誰もが情報を得られるようになった今、「自力でも旅行できるけれど、手配が煩雑、個人旅行では料金がかさむ」というツアーをいかに提供していくかは、企画の視点とともに旅行会社の存在意義を示す大事なポイントだと認識しています。
・・・・




突然の倒産で、トラベル世界のツアーで海外に滞在しているお客様がまだいるようだ。
たぶん「トラベル世界」最後のお客様だろう。
そして、その多くが、過去何度も「トラベル世界」に参加されたリピーターの方々であろう。
最後に嫌な思い出だけ残るようなことがなければいいのだが・・・・・

*スペシャリスト・インタビュー トラベル世界 大阪支店長 若松正智さん
2007年9月11日(火)(トラベルビジョン)より・・・


・・・・・
Q.ご自身の経験から、業界の将来に思うことは何でしょうか

業界全般に言えることですが、適正な利益を収受して欲しいと思います。その代わり、自信を持って提供できる確実な商品を販売するということです。薄利多売で続けられる業者は、どの世界にもありません。特に旅行は形のない商品ですから、クレームになりやすい。旅行会社のツアーはトラブルが当たり前とのイメージを自ら作ってはならないと思うのです。ただでさえ、ホテルやエアのダブルブッキングやオーバーブッキングなどトラブルの要素があるのですから、その事態に陥っても責任もって対応できる体制を作ることも大切ですよね。

私が入社した当時、創業間もない当社はまだ小さな会社でした。でも、当時と今とで変わらないのは、「旅の価値はお客様の満足度で決まる」の理念どおり、納得される商品を提供すること。私もひたすらそれに務め、お客様に喜ばれることが自分の誇りになったと思います。弊社の7割はリピーターで、25年以上も利用していただいているお客様がたくさんいます。中には25年にわたり最低年に2回以上、計130回以上も利用していただいている方もいらっしゃるんですよ。添乗したお客様に「楽しかった、お疲れ様」と労っていただき、「次の旅行は…」なんてお話が続くと、本当にうれしいですよね。

ありがとうございました。








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この記事に対するコメント

今や日本人観光客にとって「秘境」など存在しないが、それでもある地域を「秘境」と見たとき、初めて出会ったのがこの会社であった(その時はイランに行こうとしていた。)。
結果的に「これまでにない春節」というツアーにだけ参加した。「日本人が訪れたことの無い村」を訪問したが、先客(別の日本人グループ)がいて驚いた記憶がある。しかし不思議とクレームをつける気にはならなかった。「地味さ」のためだろうか。

とても残念である。

消えなければならない旅行会社は他にあると思うが・・・。

URL | 破門されし者 #-
2013/07/11 15:19 * edit *

負債額は約4億円・・・・・同社は、2000年には年商50億円を計上していたそうですので、日本旅行業協会の弁済業務保証制度で弁済限度額の7,000万円の範囲内で顧客に弁済することになると思います。一人が受け取られる額はわずかでしょうね。
同社の経営者は日本旅行業協会の役員としても活躍されていたとか。
私は、同社が旅行をキャンセルした場合に生じるキャンセル料を一定期間内に同社の他の商品を契約した場合一定額免除するという商法を他社に先駆け採用していた記憶しています。また、商品自体個性的なものが多かったと思います。
同社も東日本大震災の影響を受けたのでしょうか。
旅行業界も大変な時代に突入したのですね。

URL | 筌翁 #-
2013/07/03 22:45 * edit *
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