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みんなで洗脳されれば怖くない

 あちこちのテレビで、オセロの中島知子が占い師に「洗脳」され、住んでいるマンションや事務所が占い師一家に占領されたうえ家賃滞納で訴えられていると報道していた。
 オセロ中島は被害者だ!とか、頑張って芸能界へ復帰してほしいだとか、いろんな芸能人がテレビでしゃべっていた。

 そういうテレビを見ながら我々は、中島さんがかわいそう、占い師がどうにか捕まらないかしら、などと思う。
 
 我々自身、被害者なのに!

テレビは見てはいけない (PHP新書)テレビは見てはいけない (PHP新書)
(2009/09/16)
苫米地 英人

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 『テレビは見てはいけない』苫米地英人著 冒頭より
 

はじめに - テレビという「洗脳装置」

 もう三十年近く前ですが、『西部警察』という刑事ドラマがありました。石原裕次郎をはじめ人気スターが大勢出ていましたし、最近もリバイバルで続編やコマーシャルが放映されていましたので、ご存じの方も多いでしょう。
 私も当時このドラマが好きでよく見ていましたが、何度か視聴しているうちに、番組が始まって五分も経てば、だれが犯人で、だれが味方なのか、すぐにわかるようになってきた。
 その判断材料となったのは、登場人物が運転していた「車」です。
 番組のスポンサーに某自動車メーカーがついていて、そのメーカーのものではない車に乗っている人物は絶対に悪者で、スポンサーの車に乗っていたら絶対によい人物だと決まっていたのです。
 この番組を見つづけている視聴者は、知らず知らずのうちに「このメーカーの車に乗っている人はよい人物」と刷り込まれることになっただろうと思います。
 これと同様に、最近のテレビ業界では「プロダクト・プレイスメント」と呼ばれる広告手法がはやっています。『西部警察』の車のように、番組内でさりげなくスポンサーの商品を映し出し、視聴者には宣伝広告だと気づかせずに商品の性能や特徴をアピールするというものです。
 最近、テレビ番組をハードディスクレコーダーに録画して、早送りしながら番組を見る人がふえてきました。当然のことながら、番組と番組のあいだのコマーシャルがスキップされることになります。
 スポンサーにとっては、高額な費用をかけて制作したコマーシャルが見られないわけですから、たまったものではありません。そのためプロダクト・プレイスメントのほうが従来のCMよりも効率がよく、確実に商品の情報を消費者に伝えられる広告手法だと認識され、どんどんとふえる傾向にあるのです。
 しかし、この手法には危険な側面があります。見る人にコマーシャルであるとはっきりと明示せずに一定の価値観を埋め込んでいく広告の手法は、まぎれもなく「洗脳」と同一原理に則った行為だからです。
 おそらく番組の制作者もスポンサーもそこまで意図してはいないと思いますが、脳科学的な観点から考えれば、プロダクト・プレイスメントという広告手法は「洗脳そのもの」といっても過言ではないでしょう。
 現代の日本人は、受け手も送り手も気づいていない、こうした「テレビによる洗脳」に子どものころからずっとさらされつづけています。
 CMに映し出される魅力的な商品、芸能人たちが着ている華麗なファッション、番組に出てくる著名人が住んでいる高級マンション、有名店のシェフが調理する豪勢な料理・・・・。毎日、何時間にもわたってテレビはそうしたものを映し出し、「こういうモノを手に入れましょう」「こういう生活をしましょう」と、視聴者の欲望をかきたてようとしています。
 よく考えてみてください。
 はたしてそれらの商品は、ほんとうにあなた自身が欲しいと思っているものですか?
 多くの人たちにとって、ほんとうに必要なものなのですか?
 私は正直、違うだろうと思います。
 ちょつと前に「KY」(空気が読めない)という言草が一時マスコミをにぎわせました。言葉そのものはあっという間にすたれてしまった感がありますが、いまでもなお、いえ、はるか昔から、「空気を読む」ことが日本社会では美徳とされてきたことに変わりはあれソません。
 しかし「空気を読む」行為が、これほどまでに言葉の暴力と化して強制されるようになったのは、ここ最近のことです。「そのとき、その場の空気を読んで正しい行動をしなければならない」と、他人と同調することを最優先する価値観を日本人に植えつけてきたのが、まさしくテレビを筆頭とするマスメディアだったのではないでしょうか。
 テレビをはじめとするメディアの「洗脳」によって、自分が生きるほんとうの目的を見失ってしまったり、他人に植えつけられた価値観や目標に縛られている人が、いまの日本には庄働的に多い。
 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・
 この世に、読まなければならない「空気」など本来ありません。
 他人という「ドリームキラー」の洗脳から脱して、本来の自分の目標に邁進する人が、本書をきっかけに一人でもふえることを願います。

 二〇〇九年八月
                                   







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この記事に対するコメント

洗脳された添乗員

つい最近、昔の添乗仲間に偶然会った。仕事が優秀だった彼女は別人のようにおとなしくなっていた。
派遣添乗員から引抜で直雇用の契約社員添乗になり、自分で企画も任された。
今は?と聞くと、会社の業績悪化に伴い契約が打ち切りになり、小さな派遣添乗会社で細々添乗を続けてるとの事。
驚く程低賃金なので、添乗以外でも何とでも仕事に就けるのでは?
と聞くと、「こんな不況で私なんかに仕事なんてそう見つからないよ。」と返ってきた。
彼女はテキパキと要領良く何でもこなすので、どうしてもっと自分に自信を持たないのか?
と思ってしまったがハッと気付いた。
現役海外添乗員で転職したいが「私なんかに仕事なんて簡単に見つからないハズ。」と、完全に自分に自信を持てなくなってる別の添乗員がいる。
そう言えば、私もかつては海外添乗の仕事を失ったら生活出来ないだろうと本気で不安に思っていた。
でも実際は幾つも内定貰い、今は大手企業で契約社員ながら働いている。
現在の職場に来ての小さな驚きは、上から目線で指示を受けたり、自信喪失させる言葉を陳列されたり、重箱の隅を突くようにダメだしする様な扱いは在り得ず、その様な行動や言動をする者は非難や処罰を受ける対象になるという事。
添乗派遣会社は常に「自分は出来ない人間だ」と思わせる様に、いつの間にか添乗員を洗脳してるなと感じた。

URL | 東京都 #-
2012/02/26 00:12 * edit *
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