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日々の延長線上に旅を置いておきたい

 来年(2012)3月号で休刊の決まった新潮社の雑誌『旅』。1924年創刊で1002号のなるらしい。
 長い間ご苦労様。似たような雑誌が多い中で売上げを伸ばすのは大変だったのではないか?とお察しする。

旅 2009年 09月号 [雑誌]旅 2009年 09月号 [雑誌]
(2009/07/18)
不明

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『旅』2009年9月号(新潮社)より

平松洋子(ひらまつ・ようこ)さん
 エッセイスト。日本・世界の各地を訪れ、土地に根ざした食と生活
 文化を取材・執筆。「買えない味」でBunkamuraドゥマゴ文学賞受
 賞。近著は短編小説集「おんなのひとりごはん」(筑摩書房)。

荷物は少なく、かろやかに。

「えっ、こんなに荷物がすくないのですか」
 旅先でたいてい、そう言われる。
そうかな、すくないかなと思いながら、答える。
「いつもとおなじなんです」
 三日くらいの旅ならナイロン製のボストンバッグひとつ。それ以上ならゼロハリバートンのトランクひとつ。いずれにしても、バッグ以外に携える荷物はひとつだけ。
行き先がすぐ隣の韓国でも、∃-ロッパでも、もう十年以上変わらない習慣である。
 旅を日常から切り離してしまいたくないという気持ちがある。とくべつな時間に仕立て上げると、ふだんと旅が分断される。そうではなくて、日々の延長線上に旅を置いておきたい。するりと空間移動、そんなかんじ。すると、いつもの自分の身体感覚や視線そのままでいられるから、旅先のできごとをなんでもあたりまえのように
受け容れることができる。旅からもどっても、すぐに日常にもどれるしね。

 だから、どこに出かけるときでも、旅の用意は十五分もあればじゅうぶんだ。明日どんなふうに過ごしたいか、気にするのはそのくらい。寒いところへは重ね着できるものを、暑ければ脱いで減らせるように。転ばぬ先の杖をいくら周到に用意しても、予想などつけられないのが旅なのだ。インドネシアで丸二日寝こんだときも、中国の東北部の田舎で調子を崩したときも、すぐさま現地の医者や薬の世話になれば安心を得られた。
旅の日常は、あわてず騒がず旅の流れにゆだねて進めれば、きっとどうにかうまくゆく。それが、長年国内外に旅をつづけてきた実感だ。
 ただし弱みがひとつ、ある。靴はおおめに持っていきたい。ずっとおなじ靴を履いていると、なんとなく気分がしょぼくれる。靴のスペースを確保するために、まず靴を納めてから空いたところに荷物を詰める自分をちょっと持て余し、「やれやれ」と内心ため息をつくときがある。それもまた、自分の旅の一部だと思うことにしているけれど。




・・・・日々の延長線上に旅を置いておきたい・・・・・
 日々の延長線上に見えてくる非日常が自分をリフレッシュしてくれるのだろう。

 靴?
 そういう自己満足、とても大事ではないか?
 私は、添乗中、毎朝、靴を一生懸命、靴ズミをつけて磨いているのだ!
・・・・この靴が、その国、その土地へ一歩を標すわけだから・・・失礼のないように・・・・完全に自己満足である。




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