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怖い!東京電力と原発

 先日、福島県会津の仮設住宅に移った知人を訪問した。
 福島第一原発のある大熊町の避難者だ。
 第一印象は、それにしても、なんでこんな不便なところへ移したんだろうか?ということだった。
 これでは、なかなか横のつながりが取れないのではないかと思ったが、もしかしたら、わざとこんな不便な場所に仮設住宅を造って、情報を遮断しているのかもしれない。

 その証拠に、その知人は、今後の情報はこちらから遠くにある役場を訪問しなければ得られることはなかったと言った。
 それも、対応は一方的で、補償に関する説明でも、「東電はお金がない」のでわがままは言ってはいけない・・ということらしい。

 3月11日、大震災の日の話をしてくれた。
 原発3キロ圏は、3月11日の夜には、避難所に集められ、3月12日の早朝、バスで強制的に移動させられた。
 そのときの異様な雰囲気は今も鮮明に記憶に残っているそうだ。
 誰もが何が起こったのかわからないまま、早朝5時に迎えに来たバスに乗せられたのだ。皆、着の身着のままだった。
 「どうして、茨城ナンバーなんだ?」
 バスをみて、あちこちから声が飛んだという。
 

 政府や東電は、12日の段階で、「直ちに問題はない」「放射能漏れの心配はない」とコメントしていたが、現場の異様さから考えて、11日の段階で、待ったなし!の危険だったのではないか!

 12日の午前中には、5キロ圏を航空自衛隊が緊急輸送した。
 第1回目の爆発が起きたのは、12日の午後3時過ぎだった。

 自力で避難する猶予もなかった大熊町住民は、日本中のあちこちへ移動させられた。
 宮城や岩手のように、集団で避難し、共同で助け合う体制はなかった。
 生活用具に事欠き、避難所でも食事は手持ちの金を切り崩すしかなく、持ってた10万円のお金はあっという間に底を尽きたという。

 今、東電との話し合いでは、領収書のない出費は補償しないというらしい!
 そんなことは分かりきっている添乗員ですら、現場でなかなか領収書が取れないことがあるのだ。ましてや、着の身着のまま、何も正確な説明も受けず避難させられた住民へ、事後に、領収書!などという企業の規則をもってこられてもどうしようもない。田舎のお年寄りは、何だがわからずただ右往左往するだけだ。

 しかも、保険会社のごとく、後々に自宅等の資産を公示価格(原発事故後ではないのか?)で見積もり支払う場合、その前の支払ったような補償金を差し引くらしい。だから、住民それぞれの補償額が違ってくるようだ。
 住民がよく理解できないことをいいことに、事細かな契約事項をより回りくどく説明し、個別に分断し各被災者ごと承諾させようという寸法ではないのか!

  もともと東電は、住民に謝罪する気持ちはもっていないのだろう。
 「お前らが原発誘致したのだろう!」ということか?
 いざというとき一流企業は自分の都合の良いように考える。
 企業の論理で企業の利益だけを考えているようだ。
 どうにか1銭でも補償額を減らしたい。

  結局、東電の優秀!な社員の数理的ロジックに反論すらできず、彼らがパソコンで打ち込んできた補償書類に、「ここです!」といわれるがままサインしてしまうのではないだろうか?

  東京本社からやってきた東電の優秀!な社員がもってきた補償書類には、もちろん、「住民の郷土意識や想い出」は1銭も反映されていないだろう。
 だからこそ、「核廃棄物の中間貯蔵施設」という発想が可能なのだろう。この施設が設けられるのは、福島県でも、会津や郡山ではなく、もちろん、原発のある大熊町、双葉町だろう。

 

 日本人は、これでも原発が必要なのだろうか?
 とにかく生きるためには仕方がないのだろうか?


 勝間和代氏がよく、『リスクテイカーになろう!』といっているが、東電側の言葉なのだろう!
 より大きいリターンを得るためには、リスクテイクが必要らしい。もちろん、リスクヘッジが前提条件らしいが、今回の場合、原発事故後の対応が、東電のリスクヘッジだったのだろう。

 勝間氏の言葉は、賭博の胴元を喜ばすだけではないか?
 「さあ、リスクテイカーなりましょう!」
 実際リターンもなくリスクを負うのは、儲け話にのった賭博者たちであろう。

7月5日(火)
「リスクテイカーになろう」
経済評論家
勝間和代さん 第28回
(毎月第1火曜日出演)


 『夢のエネルギー・原子力』
 住民には、恐ろしいリスクが待ち受けている。



 






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