Home *  * All archives

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
tb: -- |  cm: --
go page top

ワースト・エアーライン

ワースト・エアーライン

以前、航空会社について、書いた。その時、参考にしたサイトをゆっくり観察していたら、あることに気づいた。

そのサイトの表をみると、航空会社事故率のワーストワンは、
China Airlines(チャイナ・エアーライン台湾)で、過去20年間(1989年~2009年)の死亡事故数が5件だった(88位)。
その際、ロシアのAeroflot Russian Airlines(アエロフロート)は、2件、順位は、81位だった。

「Aeroflotって、思っていたとおり、ワースト航空会社だったなあ」、という感想だが、死亡事故が2件?と比較的少ないのではないか、と感じた。

そう思って、もう少し古い記事をみていたら、出てくる!出てくる!Aeroflotの文字が・・・・・・
統計をとってみると、
1970年から1992年までの23年間で、死亡事故数が航空会社全体で1799件、そのうち140件がAeroflotだ!
1973年には、89件中14件、1979年89件中12件。
全体でも約8%がAeroflotということになる。

1989年~2009年の20年間で、最悪がChina Airlines(チャイナ・エアーライン台湾)の5件だ。
それに比べたら、約20年間で約140件というのは、驚く数字!ではないか。
かなりのフライト数があったとしても、やはり、すごい数字だと思う。
共産圏は、軍人がパイロットになるので、技術がいいと聞いたことがあるのだが、なぜこうも事故が多いのだろうか?機材が悪いのかなあ?ただ、事故原因は、パイロットの操縦ミスの比率が高いらしいが・・・・。

だが、1989年以降のAeroflot Russian Airlinesの死亡事後数は、たったの?2件である。
データをみると、1992年にAeroflotは3件死亡事故を起こしている。この記録は、ソビエト連邦解体により、1993年にAeroflotから、Aeroflot Russian Airlinesへ移行したことで抹消されたようだ。だから、1989年~2009年のデータ上のAeroflot Russian Airlinesは、実際は1993年~2009年の記録ということになるだろう。

このソビエト連邦の解体で多くの独立国家が誕生し、その独立国家がAeroflotからの航空機材を引き継ぎ自国の航空会社を作った。
よって、Aeroflot Russian Airlinesは、縮小した分だけ事故数が減少したのかもしれない。
その証拠として、1例をあげると、2006年の死亡事故のデータをみると、全体で50件、そのうち、旧ソビエト連邦内とおもわれる事故が7件もある。つまり、以前のソビエト連邦Aeroflotのテリトリー内に現在も以前同様の事故が起きているということになるのかもしれない。

02 Jan 2006 Near Karkov Evolga British Aerospace BAe-125-700A P4-AOD 3/3
23 Apr 2006 Near Tersky, Russia Yug Avia Antonov AN-2R Antonov AN-2R RF-30451 4/5
03 May 2006 Off Sochi, Russia Armavia Airbus A320-211 EK-32009 113/113
09 Jul 2006 Irkutsk, Russia Sibir (S7) Airbus A-310-324ET F-OGYP 128/203
22 Aug 2006 Near Donetsk, Ukraine Pulkovo Airlines Tupolev Tu-154M RA-851857 170/170
11 Sep 2006 Vladikavkaz, Russia Military - Russian Army Mi-8 helicopte ? 12/15
19 Oct 2006 Tashkent, Russia Military - Russian Air Force/Uzbekistan Airways Antonov An-2
UK-70152 15/15

それにしても、Aeroflot Russian Airlinesは死亡事故を減らした気がする。
急に技術や安全管理が向上したとも思われない。1990年以降かなり少なくなってきていた。
ゴルバチョフのペレストロイカに合わせて事故が減っていったところをみると・・・・!
考えすぎか!

特に、世界全体でもここ7年間の死亡事故数が極端に少ない。
2002年までは、年間死亡事故数が70件を下回ることは稀であった。2003年以降は、
2003-62件
2004-62件
2005-52件
2006-50件
2007-55件
2008-62件
という具合である。

2001年の同時多発テロ、2003年のイラク戦争。
テロ対策ということで、飛行機のセキュリティがかなり強化された。その成果が死亡事故データに反映されたということか?ということは、過去はやはり、テロ?ということになってしまう。

そして、ブッシュや小泉が、「テロに屈しない!」といっていたけど、もともと存在したのか?という疑問もわいてくる。


まだまだ、ロシア、モンゴルなどの旧共産圏の飛行機には不安が残るが、飛行機がかなり安全な乗り物に近づいたといえるのかもしれない。


tb: 0 |  cm: --
go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://intouch.blog56.fc2.com/tb.php/66-9f24d8c0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
go page top

新着記事+関連エントリー

カレンダー

カテゴリ

最新コメント

プロフィール

ブログ翻訳

旅行業の本

添乗に役立つ本

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。