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土下座された時には・・・

週刊現代で一番好きなコーナーは、酒井順子氏のコラムである。
6月4日号の記事は、「土下座された時には・・・・・・。」であった。

土下座は、最近はやりなのか、あちこちで見受けられるが、されたほうは、怒りの矛先をどうおろしてよいのかとても困ってしまう「憤懣やるかたなき方法」ではないか!という内容であった。
酒井氏は、土下座を卑怯とまではいっていないが、アンチ土下座にちがいない。


 東京電力の社長が被災地の避難所で土下座をしたり、焼き肉チェ-ン店の社長が、食中毒事件で土下座をしたり。テレビで土下座姿が頻出する昨今ですが、皆さんは誰かから土下座されたことってありますか。
 ちなみに私は、土下座されたことがあります。浮気がバレた男が土下座といったドラマティックな状況では、残念ながらありません。実家の建て替えをしていた時、工事にちょっとした手違いが発生。ぶりぷり怒った母親に対して、ハウスメーカーの人が、謝罪のために上司を連れてきました。菓子折りとともに現れた上司がその場で土下座、となつたのです。
 目の前の人に土下座されると、とてもびっくりするものです。そして、相手に土下座をさせる自分が悪いことをしているように思えてくる。それが自分より目上の人であろうものなら、なおさらです。
 しかし土下座しているおじさんを見おろしながら私は、驚きつつも「何か、ズルい」と思ったものでした。土下座されてしまうと、された側としては、「まあまあ、頭を上げて下さい」と言わざるを得ません。土下座している人を前に怒り続けるというのは、かなり根性を決めていないと難しい行為。そして、妙にこなれた土下座の様子に、「この人はしょっちゅう土下座をして、施主の怒やをおさめているに違いない」と、手法としての土下座の姿
を見たのです。・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・



 土下座で私が思い出すのは、アメリカのラスベガズ空港だったとおもうが、チェックインカウンターの前で、近畿日本ツーリストの添乗員がお客様の前で土下座していたことだ。
 たぶん、オーバーブッキングか何かだろうが、中年の社員(添乗員)が、でっかい声で「申し訳ございません!!」とフロアーに手を突いて、土下座していた。お客は、視察旅行グループなのだろう、すべてゴルフウェア風のおじさん達であった。

 日焼けなのか酒ヤケなのかどす黒い顔をした団長らしき人が、さすがに空港中の的になっていることを恥ずかしいとおもったのか、「もういい!!」とか言って、そそくさと他の団員のほうへ逃げていった。
 その際、ブツブツと「そんなことされても何にもならない・・・」と言っていたが、・・・・・
 それを聞いていた私のお客は、「よくゆうよ!あの人が、最初に『土下座しろ~!』といったんだよ。やだなあ、同じ日本人と思われたら・・・・」

 しかし、近畿日本ツーリストの添乗員もその団長もどっちもどっちだ。
 土下座しようが、オーバーブッキングの状況が変わるわけではない。
 どちらも、それを解っていて、このようなパフォーマンスをやっている。
 近鉄の社員も〈さあやりますよ~これから謝罪の最高のパフォーマンスを!〉
 お客の団長も〈ついに来たか!このパフォーマンスがきたら、みな納得の手打ちにせんと!〉

 私ならしない。過去にしたこともない。
 問題を解決するほうが先だろう。
 そして、お客の被害状況をちゃんと認識してから謝罪したいと思う。

 この考えが正しいかどうかはわからない。
 酒井氏が同じコラムで書いているが、
「何か事が起きたら、下手にプライドなど持たず、さっさと身を低くして嵐が過ぎ去るのを待つ方がラクだよね・・・という心理が、私達の中にはあるような気がします。・・・」
 のほうが、逆にまるく収まるのかもしれない。

 だからなのか、むかし、嵐に直撃したことがあった。
 天候不良で延泊を余儀なくされたとき、その宿泊先をめぐって、酒の入ったお客様にぶんなぐられた。
 なかなかひとつのホテルにお客様を入れ込むことが不可能で、お客様もイライラしており、その上、延泊代は各自で支払っていただきますといったのが気にくわなかったらしい。
 彼としては、「土下座しろ!」といいたい心境だっただろう。
 または、わたしが土下座していたら、イラ?までくるけどぶんなぐりはしなかったかもしれない。

 それにしても、あまり痛くはないパンチだったが・・・そう、あと・・・1発!いや、2発、なぐられたら、やり返していたかもしれない!




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