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長期旅行ならいいが・・・


長期旅行すると、いつの間にか楽天的になっている。

旅に出るまでは、一生懸命に念密な計画をたてて出発する。
しかし、計画どおりに旅を進めるというのは結構疲れる。旅は生き物である。
だんだんとイライラしたり、がっくりしたり、の連続となる。
そのうち、あまり先のことは考えなくなる。今がよければいいじゃないか!
「明日は明日の風がふく」

実はこの状態が旅では一番楽しい。
そして、自分に酔えるときでもある。
普段の日常では感じ得ない瞬間である。
新しい自分に気づくときでもある。

この状態になるのは、旅の種類にもよるが、だいたい旅に出て2週間後くらいと私は思う。
2週間以内のツアーでは、この状態になる前に旅行が終わってしまうことが多い。



日本で今問題なのは、このような状態が普段の日常で存在することらしい。
しかも、それを利用しようとする政治家や役人がいるらしい。



金子勝著「戦後の終わり」筑摩書房(2006年8月刊)より


  時代の転換期とは、多くの人間にとって先が見えなくなってしまう時代である。それは不安の時代でもある。従来の仕組みが壊れて、過去には通用したルールや慣習が通用しなくなり、人はどう考え行動したらよいか、分からなくなってしまうからである。哀しいことに、それでも人間は生きていかなくてはならない。そのうちに、人々は一日一日と眼前の日常生活を乗り切っていくうちに、その不安にも慣れてくる。しかし、慣れてしまうことは不安がなくなることを意味しない。実は、日常生活において不安を忘れる術を身につけるのである。一般的には、いくつかの方法が考えられる。
 こうした心性を作り出す最も手っ取り早い方法は、絶えず、自分の関心を目先の問題に引きつけておくことである。あるいは平たくいえば、目先のことで満足するのだ。実際に、経営も政府も破綻寸前になるまでは、今日、明日、明後日・・・・と日々の生活に大きな変わりはない。五年後一〇年後のことを考えても分からないし、また今すぐどうなるものでもないと考えることになる。しかも一般的に、苦しい生活を強いられている人ほど目先のことで手一杯になる。
 このように全般的に人々が近視眼に陥りがちになる状況では、目先の楽観的な情報ばかりが流されていくと、人々は思考停止に追いやられて根本的に必要な問題を考えなくなってしまう。バブル崩壊以降、日本ではこうした傾向が顕著になってきた。とくに政治や経営のトップに位置する者たちは自らの責任を問われるような情報を好まない。メディアがこうした層に引きずられて情報を流しだすと、起きている現実が正確に捉えられなくなっていく。



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