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イギリスの貧しい食文化

食がわかれば世界経済がわかる (文春文庫)食がわかれば世界経済がわかる (文春文庫)
(2008/06/10)
榊原 英資

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上記本より

イギリスの貧しい食文化

イギリスは食によって世界経済を制覇したにもかかわらず、不思議なことに高度な食の文化は育ちませんでした。それどころか、料理が最も不味い国などと言われる始末です。紅茶の文化は育てましたが、気候が適していないためワインも作っていないし、パンもイギリスの小麦は品種が違うのか、あまり美味しくはありません。
 イギリスは世界の食糧生産とその貿易を制したけれども、自分たちの地元で農産物を育てて地元で消費する「地産地消」ということにはこだわりませんでした。プランテーションで作らせ、それを輸入する。
 また料理自体もイギリス独自の料理を発展させようとはせず、フランス料理など他国の料理をエンジョイすればいいという態度でした。
蛇足ながらもう一例付け加えると、イギリスの支配階級の子弟を教育するパブリックスクールは全寮制ですが、ここの食事がまた非常に不味いそうです。しかもわざと不味くしているというのです。その理由は、「食事の快楽に溺れるようでは自制心・克己心が欠如し、立派なリーダーになれない」からだとか。イギリス人が植民地支配に長けていたというのも頷けてしまうような話です。
 もともとプランテーションとは農作物の大量生産です。思想としては工業的な発想です。イギリス人は、「食」というものを「文化」ではなく「資源」として見る捉え方が強いのかもしれません。そういう彼らが、世界で最初に産業革命による大量生産システムを成功させたというのも、何か符合するものを感じます。




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