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やはり、頑張って!とは言えない

 添乗員はプレッシャーを感じながら仕事をしている。
 プレッシャーが大きいか小さいかは、添乗員の性格に拠るだろうが、まったくプレッシャーを感じずにいたら、程よい緊張感をもった添乗はできないであろう。

 ただ、添乗員によっては、そのプレッシャーに玉砕してしまった人もいる。
 ヨーロッパツアーで行方不明になった添乗員。列車でヨーロッパを横断中、添乗員が姿をくらましたらしい。
 ニューヨークのレストランで、緊張をほぐそうと思ったのかアルコールをあおった添乗員が突如スッパダカになってテーブルの上で踊り出した話・・・・・・・

 昔は今ほどガイドブックや資料が手に入らず添乗日報さえなく、添乗員のプレッシャーは相当だった。
 それに比べて、現在はインターネットやマニュアルなど情報過多で、プレッシャーを感じる余裕がないくらいにそれらの読込みや作業に追われなければならない。
 プレッシャーを感じる暇がないのもまた良いツアーにはならないだろう。
  
 そして、添乗員だけでなくお客様も、それなりにプレッシャーを感じながら旅行をしている。
 ツアーに参加して旅行することは、大きな楽しみであると同時に、大きな不安でもあるはずだ。そのお客様の不安を取り除く作業が添乗員のひとつの仕事ではあるが、お客様の性格や状況によって人それぞれ不安の強弱が違い、なかには、心のバランスを崩してオカシクなってしまう人もいる。

 気がふれた振舞いをするお客様・・・・・・
 ボケてしまったお客様・・・・・
 
 わたしは、訳の分からないことをただひたすら喋り続けるご老人や夕食を食べた後に「今夜の食事はまだかしら」と言ったご婦人を、これは「認知症」の初期症状に違いない!と勝手に推測していたが、実際は旅行で認知症を発症することはないようだ。

 ただ現実に添乗員はそのようなお客様の異常に遭遇するわけだから、何らかの変化がお客様の心のどこかに起きたことは確かである。
 
 そして、以下のような病名を発見した。

仮性認知症について

認知症と名はつくが、認知症では無い仮性認知症は認知症のように見えるが実は認知症ではない病気のことで、急な環境の変化や、配偶者との死別などによる喪失感によって自分の居場所がない等の不安感や喪失感によって、焦燥感や身体的症状が現れてくる病気で、一見認知症に見られますが、脳の病気によって起こる認知症と違い、精神的な問題によるものが仮性認知症です。

鬱病の症状で反応が鈍く,ぼんやりとした表情になるために,痴呆が始まったように見えますが、これは本当の痴呆ではなく、うつ病が回復すると良くなります。

認知症の場合症状に波はなく、少しずつ進行していくのに対し仮性認知症は症状に波があり、気分にむらがあります。また認知症の特徴である日にちや時間、場所の理解が出来ない知能の低下は無く、自覚症状がない認知症に対し、自分は病気であるという自覚があるのが仮性認知症です。

仮性認知症は鬱が治れば回復しますが、放っておくと本当に認知症へ発展してしまう事もあるので、何か趣味を持ったり、外に出かけるよう心掛けて、食事と運動のバランスを保つよう心掛けましょう。

また環境の変化に多いのが、定年退職による環境の変化である日突然やる事がなくなると、仮性認知症になりやすいと言われており、喪失感から引きこもり、寝たきの生活をしていると精神面から内臓への疾患に発展する事もあるので定年前から仕事以外に熱中できる趣味等を見つけておくのがいいとされています。


 旅行というのが、ある参加者にとって、大きな環境の変化になることがある。


 そして、今、ある場所で、この「仮性認知症」が広がりつつある。
 
 東北関東大震災の避難者・・・・・・

 「・・・・配偶者との死別などによる喪失感によって自分の居場所がない等の不安感や喪失感によって、焦燥感や身体的症状が現れてくる病気で・・・・」

 夢であってほしい・・・・
 まぼろしであってほしい・・・・・

 あの地震の前に戻りたい・・・・

 究極の選択とは・・・・
    ・・・・・記憶をなくすことなのかもしれない。

 わたしの友人は言った。
 「・・・これでよかったのかもしれない、、、」
 母の記憶には、地震のことも、津波のことも、家がなくなったことも、娘が亡くなったことも、すっぽりと抜け落ちている。

 






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