Home *  * All archives

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
tb: -- |  cm: --
go page top

原発事故は他人事ではない

福島県浜通りの被災の情報がほんとうに乏しい。
3月11日の大津波でかなりの住民がさらわれたと聞いていた浪江町の被災情報がテレビのニュースでまったく流れなかった。
今でも、北は南相馬市まで、南はいわき市までで、その区間、浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉、広野という町々の被災情報はほとんど流れない。

双葉町長や南相馬市長の顔はたまにテレビで見かけるが、他の町の町長や議員たちはどこへ行ってしまったんだろうか?
はずかしくて、テレビに出れないのだろうか?
大熊町、富岡町では、原発に反対する者は町長になれない。福島県知事だって同じだ。
原発反対者を押さえ込んで、自ら「原発は安全!」と先人をきった手前、いまさら東電を非難することもできまい。
福島県知事の東電や原子力安全保安院を非難するようなパフォーマンスをみていると、情けなくなってしまう。

大地震、津波の被災者だけでなく、他の町で暮らす福島県人は、今回の原発事故で、故郷を失った。
今後、何十年もこの地域に立ち入ることができなくなるのではないか!
家族が眠るお墓で手を合わせることもできない。

そういう者たちに対する加害者意識を、東電からも原子力安全保安院からも、それを常にバックアップしてきた国家や官僚や裁判所やマスコミからも、まったく感じることはできない。


いまやこのような事故は他人事ではないことが、日本中の住民に知れ渡った。
日本地図を見ると、沖縄以外、余すところなく、原発が点在する。地震大国日本では、どこで今回のような事故が起きてもおかしくない。誰もが故郷を失うだけでなく、家族を失くすかもしれない。
また、日本がとても危険なパワープラントに囲まれた国だ!と世界に知れ渡ってしまった。このネガティブな印象はある意味、地震大国以上の嫌悪感を世界に与えたのではないだろうか。

japan1.jpg

もし、テレビのACのコマーシャルが言っているように、「ニッポンは強い・・」「ニッポンはひとつ・・」というメッセージを本気で考えるなら、ニッポン国そのものがやるべきことに国民の総意が向けられるべきではないか。このメッセージそのものは、とても被災地へ向けられたものとは思えないのだから。

 それは、この大災害を教訓として、原発のない国づくりを目指す!とか、事故後の援助システムの構築する!というようなところに日本の総意が向けられてこそ、「ニッポン」という国名を連呼する意味があるのではないか。

 はからすも、今回の大震災により、ニッポンという国は、発展途上国以下の脆弱な基盤しかないことが露呈してしまった。
 流通網はガタガタだ!水もガソリンもない!政治は動かない!電力もない!国は被災者に対応しきれない!
 先日までTPPなど「ニッポン」にこだわっていたら世界ののけ者になるといっていたマスコミは、それを忘れたかのように「ニッポン」を連呼している。
 
tb: 0 |  cm: 0
go page top

この記事に対するコメント

go page top

コメントの投稿

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://intouch.blog56.fc2.com/tb.php/552-9cd72af3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
go page top

新着記事+関連エントリー

カレンダー

カテゴリ

最新コメント

プロフィール

ブログ翻訳

旅行業の本

添乗に役立つ本

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。