Home *  * All archives

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
tb: -- |  cm: --
go page top

私の姉です~コメントより

*ドイツ バス事故
あの事故からちょうど20年が経った。

1991年2月26日午後3時15分(日本時間2月26日午後11時15分)・・・・・

日本の新聞が比較的大きく掲載したのは、この2月27日の夕刊だけであった。事故の第一報である。その後の経過をマスコミは報道することはなかった。
イラク事件が重要だったのか?
それとも、当時の主催旅行会社『新日本トラベル』、新聞に全面広告を打ってくれるお得意様だったからであろうか?

spain1991022.jpg

spain1991.jpg


ご遺族の方からコメントをいただいた。

私の姉です
私の姉は最初に死亡が確認されました。ドライバーはいきています。お酒をお昼にのんでいました。添乗員はなくなりました田舎道なのでなかなか救急車はきません。そのあとが遺族と州との話しあい。マスコミは死者と遺族に安らぎはくれません。あのあと沢山なくなりました。担当弁護士、遺族の若い方。遺族は悲しみにひたるひまもなく超現実があります。私は当時16歳でした。荼毘にふされてなかった姉は湾岸戦争影響で遺体はなかなかかえりません。卒業旅行?いえ。あのバスには亡くなる運命の人しかいません。


改めて、旅行中、事故で家族を失くされた方がたの哀しみを思い知った。
ひとりの死の後には多くの家族や友人の哀しみがあり、その哀しみは年月とともに、より深くなってゆく。

おりしも、ニュージーランド大地震で、身元のわからなかった留学生たちの名前がテレビで伝えられている。
昨年は、エジプト、スイス、アメリカ・・・と旅行者の事故が相次いだ。



旅行会社は、この20年間、何をしていたのだろうか?
旅行会社が生き残るために、安全とは正反対のほうに梶を切ってやしないか?
耐震偽装ツアーを平気で造成してやしないだろうか?
「万が一」のリスクより、「万が五千」、いや、「万が五百」の過剰サービスのほうに比重を置いてやしないか?

ツアーにかかわる者が、その職務の根底に位置づけなければいけないのは、『お客様の生命を預かっている』という気概ではないのか。『五体満足で戻す!』、これがツアーの使命ではないのか。

旅行会社はそのためにこそお金を払うべきではないか。
しかし、現実には、すべての旅行会社は、そのためにお金を払おうとはしない。
アンケートなどのデータ集計から高評価を得られたサービスを添乗マニュアルに箇条書きにし、その業務にだけお金を払おうとする。
だから、ヨーロッパとアジアで、添乗料金がちがってくる!という発想が生まれる。

この発想からは、お客様の命を預かっている!という責任感はけっして生まれない。
旅行会社社員も添乗員もランドもドライバーもガイドも、自分の点数を稼ぐためのパフォーマンスの執着するようになる。

ツアーにおけるお客様のリスクは、年々増加してきているように思える。
事故でなくなった人たちの嘆きが聞こえてくる。
結局は、たまたま、運が悪かった!ということでかたずけられてしまう。


あれから20年・・・・
社会はずいぶん変わった。
旅行会社の体質もずいぶん変った。
しかし、変っていないものがある。
遺族にとって、
「行ってきま~す!オミヤゲ買って来るからね!」
と元気で出かけた笑顔。

何も無かったように全てがもとに戻り、遺族の心にだけ、ぽっかりと穴が空く。



* みき 様
お姉さまのご冥福を心よりお祈りしております。
勝手にコメントより掲載させていただきました。
ご容赦願います。

管理人より









tb: 0 |  cm: 0
go page top

この記事に対するコメント

go page top

コメントの投稿

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://intouch.blog56.fc2.com/tb.php/540-0ef13554
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
go page top

新着記事+関連エントリー

カレンダー

カテゴリ

最新コメント

プロフィール

ブログ翻訳

旅行業の本

添乗に役立つ本

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。