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ツアーを選ぶ重要なポイント

「最少催行人員」を読み解く

ツアーパンフレットで目にする・・・・・「最少催行人員・・15名」などの項目・・・・・・・・・・
お客様が、最低でも15名集まらないと出発は確定しませんよ!という意味だが、実際は、15名集まらなくても催行されるときもある。それは、限りなく、15名に近い人数のときであって、あまりにお客が集まらなかった場合、旅行会社は出発日約1ヶ月前までにお客に「催行中止」を通知するだろう。


標準旅行業約款・募集型企画旅行契約
第十七条3
当社は、第一項第五号に掲げる事由により募集型企画旅行契約を解除しようとするときは、旅行開始日の前日から起算してさかのぼって、国内旅行にあっては十三日目(日帰り旅行については、三日目)に当たる日より前に、海外旅行にあっては二十三日目(別表第一に規定するピーク時に旅行を開始するものについては三十三日目)に当たる日より前に、旅行を中止する旨を旅行者に通知します。


出発1ヶ月前だろうと、突然に、
「このツアーは人数が満たないので催行を中止します!」と言われたら、
申込んでいるお客はかなり、戸惑うだろう。
会社に無理を言って休みをもらっているのだ。これを逃したら、今年はもう休みは取れない。

「それは困ります!どうにかならないんですか!」
「そうおっしゃられても・・ちゃんとお申込み時に渡しております旅行条件書に人数があつまらなかった際のことについて、記入されておりますので・・・」
「・・・でも、休みは、もう替えられないんです・・」
「それでは、同じ日程で、お申込みのコースにかなり似ているモノがありますけれども・・・そちらのほうは、催行決定しておりまして、丁度、あと残席2名となっております」
「エッ・・!急がないと埋まっちゃいますね!」
「そうですね・・いかがいたしましょうか?」
「・・・・申込み、お願いします!」
「かしこまりました。ありがとうございます。それでは、以前いただいております申込金は、こちらのツアーに振り替えさせていただきます」
「あっ!・・・・お願いします・・・・・」

考える余裕もなく申し込んだツアーコースを後でよく見てみると、当初のコースを含んでいる箇所は、たったの1つだったりするのだ。
「・・・・キャンセルしようかな・・・」

しかし、『申込金』を振り込んでしまった。
取消料が発生する期間に『申込金』を振り込んだ後キャンセルすれば、当然、キャンセル料金(取消料)がかかる。(旅行会社と口約束していても、申込金を振込んでいなければ、まだ仮予約となるので、取消料を払う必要はない)

仕方ないから、気持ちを切りかえて旅行に参加してみると、何と驚いたことに、参加者のほとんどが自分と同じような変更組だった。

ポイント
・パンフレットに「出発保証」とか「出発確定」などと書いてあるツアーに最初から申し込む。
・随時、現在の人数を旅行会社へ訪問するなり電話にて確認する。しつこくてもかまわない。
・もし、他のツアーに誘導されそうになったら、今回は潔く取りやめる。一度ケチのついたツアーに参加すると後々、悔む人が多い。旅行は精神的な要素が多いのだ。
・他社と二股かけるのも一つの手だ。だが、利用する航空会社が同じだとネームが重複するのですぐ二股申込みがばれてしまう。違法とまではいかないが不道徳行為であるのは確かだ。必ず取消料発生前にキャンセルすることを忘れずに。


・・・・・・・・「最少催行人員2名」・・・・・・・・・・・・・・
お客様2名から出発が保証される。夫婦2名でも催行が可能だ。
だから、ツアーが解除になる心配はいらない。
少し割高感はあるが、解除を心配するストレスはない。

しかし、欠点もある。
現地における観光やオプションなどが他のツアーと所々一緒になっていたりする。もともと別々のツアーだから、相手が遅れたり、こっちが遅れたりする。
大人数ツアーと一緒だったりすると大変だ。少人数のはかなさか、こちらが肩身の狭い思いを免れない。それを確認するためには、パンプレットのどこかに、「・・・観光は、他のグループとひとつになり、一人のガイドが案内します」などと書いてあるはずである。まあ、少人数の開放感に比べたら、たいした欠点ではないかもしれない。


また、人数が少ない場合、添乗員やガイドとの距離が近すぎて苦痛になるかもしれない。人数がある程度いればストレスが分散されるが、8名以下程度だと、旅行中夫婦がよく喧嘩しているような状態になる。くだらないことが目につき出すのだ。
「こいつ・・何でこんなところに鼻がついているんだ!変な顔だなあ!」
また、グループ内の村八分も起きやすくなる。

ガイドが連れて行った土産物屋が苦痛になるかもしれない。自分たちしか買うべき存在がいないのだから、何も買わなかったら、ガイドにモロ嫌な顔をされるかもしれない。ほとんどのお客は、居心地の悪いおもいをして、ガイドに申し訳ないという気持ちになる。


また、「最少催行人員」の「最少」という言葉や、「出発保証」という言葉に囚われて、つい見逃してしまうことがある。
「最少」「出発保証」を気にするあまり「最高」をすっかり忘れてしまう。
しかし、この最高がもっとも大事だ!

グループとしてまとまりやすく動きやすいのは10名から20名までである。どんなに多めにみても、30名が限界である。少なすぎると各お客同士の距離が近付きすぎて諍いの素となるし、多すぎると身動きが取れなくなってしまうのである。
バスの乗り降り、トイレ、食事、ホテルのチェックイン、トラブルの数、など・・

特に4,50名以上、バスが2台以上のツアーともなれば、たとえ添乗員が多人数いたとしても大変だ。
大変さの度合いはお客の人数のみに比例するのだ。
お客様20名に添乗員一人つく予定・・
ならば、お客様60名に添乗員4名・・
添乗員一人が担当するお客の数は少なくなるが、60名が移動するほうが何倍も大変になる。 
スタッフもお客もツアーに感じるストレスやトラブルは、20名より30名、30名より40名とお客の人数に比例するのだ。
 
この大人数ツアーは「メディア商品」と呼ばれる格安ツアーに多く、それは格安ブランドの生命線ともいえる薄利多売を考えればいたしかたないのだろう。また、JTBのメディアなどただ今、40名越えのツアーが本当に多い。
もし、この大人数を確実に避けたいのであれば、「少人数限定」と明記されたツアー商品に参加することを勧める。ただ、「少人数限定」商品はやはり少し割高だ。
(「2名様より出発保証」!の文言は、一見すると2名だけでも催行される!というイメージを持ちやすいが、参加してみると40名以上バス1台というケースが多々ある)

ポイント
個人的には、「出発保証」の「少人数限定」ツアーに申込むに越したことはない、と思う。ただ、「少人数限定」ツアーは、少々高級志向のためか、余分なサービスまでつけているケースが多い。ミネラルウォーターや旅日記などと、お客は犬ではないのだから、エサをあげて手なずけようとするのは、お客に対して失礼である。


 パックツアーは旅行会社のお仕着せで成り立っている商品だ。すべて旅行会社が音頭をとり、企画から終了まで一方的に取り決められている。参加した後は、お客はただひたすら添乗員の尻尾をついて歩くしかないのだ。お客の意見が通るのは唯一、そのツアーを選択するときまでということになる。
と云うことは、自ずとわかるように、選択するまでが、よい旅の想い出に出会うかどうかの第一条件になる。
まずお客がしなければならないことは、色々な旅行会社のパンフレットを取り寄せ、自分の知っているかぎりの知識を駆使し、最良の内容を見抜くことである。





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