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情報化時代の旅

 
 日本も世界もあまりに狭くなってしまった。
 先日、青森まで開通した新幹線は、3時間20分で到着だ。1958年特急「はつかり」は青森まで12時間かかった。私は、蒸気機関車の記憶はないが、寝台車に乗って東北へ行った想い出はある。今ではほんとうにあっという間に到着してしまう。

aomori1.jpg

aomori2.jpg

 そのような現象が日本中、世界中で起きている。
 ビジネスとしては時間が短縮されることすばらしいことなのだろうが、旅人としては、旅する有難みがドンドン薄れてくのではないか?物流だけでなく人間の移動も速く激しくなれば、日本や世界がますます狭く均一化されていく。

 それにあわせて、過剰なほどの情報が氾濫する。
 以前は、どうしようもなく乏しい内容のガイドブックと鼻持ちならないブルジョアのエッセイと時刻表ぐらいしかなかった。それが今では、パニックになるくらい清濁入り乱れた量の情報が街中にあふれている。逆に取捨選択する手間がかかってしまう。

 そういう多くの情報に否応なくさらされた旅行者は、さらされた情報に知らぬ間にコントロールされるようになる。自分が旅をするために集めたはずの情報に、自分が操られるようになる。
 そしてプログラムどおりの精密な旅に心血を注ぐようになる。
 もちろん、ガイドブックに代わって携帯電話やモバイルパソコンというアイテムがコントロールレシーバーだ。

 近年では、そういう情報を集めるだけで満足してしまう旅行者?も多いと聞く。
 インターネットにあふれる旅情報・・・・
 ユーチューブに流れる旅映像・・・・
 最後は、グーグルマップで散策する。

 これで、ひとつの旅が終了する。
 記念写真はないが、行きたくなったらいつでもOK!
 料金もかからない。

 これも悪くはないかな!と思う。

 フランスの新幹線TGVを楽しみにしているお客様だって、乗車するまででその楽しみは終わりだ。速すぎて乗り心地も景色も楽しめない。だから皆眠くなる。ハイテク化されるとグーグルマップ旅行と大して変わりはなくなってしまうようだ。

 こんな時代に、有意義な旅としようと思ったら、下記のような条件を自ら科さないと難しいかもしれない。

 *外国体験・・・林望氏

 *「世界旅行者」西本健一郎氏のブログより
 
《ガイドブックは持たずに旅をするのがホンモノの旅行者》
《ガイドブックは、旅の前は読まず、旅の最中は開かず、旅の後で読むと楽しいもの》



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