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『携行品・別送品申告書』

 『携行品・別送品申告書』という名前を聞いたことがあるだろうか?
 海外から日本へ帰国した際、必ず、税関に提出する書類である。
 以前は、外国人と免税範囲をオーバーした日本人(課税)と現地で御土産などを別送した日本人だけが、この書類を記入すればよかった。それ以外の乗客は、この書類を記入する必要はなかった。
 
 それが、平成19年の7月から、すべての日本人乗客にこの書類の提出が義務付けられた。
 ただ、その当時は、税関職員をふくめ旅行会社でもそれについての情報が不正確だったため、添乗員はお客へ徹底させることはしなかった。なにせ、航空会社自体、『携行品・別送品申告書』の書類を乗客数分、用意していなかったのであるから!だから、当時の税関職員は、日本人乗客にたいして、「次回から記入をお願いします」という案内で済ませていた。
 本来、口頭申告か税関申告書かの違いはその程度のものだったはずだ。

 それが今は、かなり徹底している。
 税関のピーアールがきいたのかもしれない
 
 上記の税関のページには、「よくある質問」という項がある。
 そこには、なぜ、全員が『携行品・別送品申告書』を提出しなければならないのか?ということに関して、かなり詳しく解説している。
 このしつこさが、逆に、何か不信感を抱かせる。

 「携帯品・別送品申告書」の提出について(よくある質問)

税関では、テロの未然防止や密輸阻止を図りつつ、迅速かつ適正な通関を行うため、平成19 年7月から、日本に入国(帰国)する全ての方に「携帯品・別送品申告書」を提出していただくことが必要となりました。

Q1.以前は、申告書を提出しないでも済んでいたのではないですか。
A1.以前は、免税範囲を超えている方及び別送品のある方にのみ申告書を提出していただき、それ以外の方は申告書を提出することなく、口頭により申告手続をしていただいたところですが、テロの未然防止等を図りつつ、迅速かつ適正な通関を行うため、平成19年6月に関税法基本通達を改正し、同年7月から一部の例外(国賓等)を除き、全ての方に申告書を提出していただくことが必要となったものです。

Q2.どうして申告書を提出する制度に変わったのですか。
A2.税関では、テロの未然防止や国際犯罪組織等による密輸阻止の観点から、海外から日本に入国される全ての方に、輸入が禁止・規制されている物品の有無、届出が必要な範囲の額の現金の有無等について確認をしています。
このため、税関へ申告する事項について、あらかじめ申告書を記入していただき、税関検査の際に提出していただくこととしました。

Q3.申告書を提出しなければならない法的根拠は何ですか。
A3.貨物を輸入しようとする者は、関税法第67条により、当該貨物の品名並びに数量及び価格その他必要な事項を税関長に申告し、貨物につき必要な検査を経て、その許可を受けなければならないと規定されています。
輸入申告の手続としては、関税法施行令第59条により、輸入しようとする貨物に係る品名、数量及び価格等を記載した申告書を税関長に提出して、しなければならないと規定され、具体的には、関税法基本通達67-4-1
0により、携帯品・別送品申告書A面の各項目を記入して提出していただくこととしています。
(注)輸入しようとする貨物の数量又は価格が、免税範囲を超えている場合は、携帯品・別送品申告書A面のほかそのB面に所要事項を記入していただくこととなります。


 わたしは、上記で言っていることは、国民を欺くための詭弁だと思っている。
 
 今まで口頭申告でよかったものが、なぜ突然、記入しなければならなくなったのか?
 上記の説明では、おおよそ、「テロの未然防止や密輸阻止を図りつつ、迅速かつ適正な通関を行うため・・・」という理由らしい。
 
 どう考えたっておかしいだろう?
 誰がテロリスト!だというのだろうか?
 誰がそのような悪徳密輸団の一味なのだろうか?
 そんな大物の日本人が捕まったニュースは聞いたことがないのだが・・・
 
 今回の措置は、日本人全員にたいして、『携行品・別送品申告書』の記入義務を科したものだ。
 もっと細かくいえば、免税範囲をオーバーしていない、別送品のない日本人帰国者にたいして、この税関申告書の提出を義務づけたのである。
 彼らにそのような書類を書かせてどんな意義があるというのだろうか・・・・
 この書類を書くことによって、ほんとうに「テロの未然防止」なるのだろうか?
 この書類を書くことによって、はたして「密輸阻止」につながるのだろうか?
 はっきり言って、テロリストや悪徳密輸団ほどの日本人が、正直に申告するのだろうか?

 ・・・・・普通のツアー客でさえ正直に申告などしていない!
 わたしの知っている限り、免税範囲をオーバーしようが・・・持込禁止品の偽ブランドのカバンを持ってはいろうが・・・持込規制品の生果実やビーフジャーキーを持ってこようが・・・・もちろん申告などしない。皆、小心者の確信犯である。
 『携行品・別送品申告書』が義務づけられたあとも、はたして、正直に申告しているとは思えない。きっと、申告欄はすべて「いいえ」で署名していることだろう。
*『携行品・別送品申告書』
 まさか、このオジちゃんやオバちゃんが、テロリストや密輸犯というわけではあるまい!

 こうなると、一般的な日本人帰国者にとって、めんどくさい作業がひとつふえてしまっただけの気がする。
 この書類を機内で適当に書かされたうえに、税関で口頭申告までされる。
 税関は、「迅速かつ適正な通関を行うため・・・」と言っているが、利用者の利便を図って変更された制度ではない。

 わたしには、どうみても、税関側(官僚)の利便のため、このように制度変更をしたのではないかと思えるのだ。
 もしかしたら、米国から強い要請があったのかもしれない。
 「日本はあまい!」と。(個人チェックインも米国の要請だ!)

 もしかしたら、最初っから、「テロの未然防止や国際犯罪組織等による密輸阻止・・・・」など考えていないのではなかったか?
 米国の手前そのような大義名分を一応振りかざしたが、本来の目標は、日本人のチンケな密輸の証拠にでもなれば・・・ぐらいのものではないのか。

 つまり、チンケなヤクの運び屋を後々判明した際、「わたしは知りませんでした」と言い逃れができないようにするための道具が、この申告書ではないのか?
 みな適当に書いている書類だが、イザとなれば、こういう書類に自署がされているかどうかで法的証拠の効力が生まれる。これが口頭申告ではなんの証拠にもならない。

*④他人から預かったもの・・・・・いいえ 

 そういう意味でしかこの申告書は役に立たないのではないか。

 わたしは、当座、その程度の効用しかないものは不要だと思っている。
 乗降客の利便性を考えるのであれば、『携行品・別送品申告書』など必要のないものだ。
 逆に、口頭申告も省略すればいいのではないだろうか。
 免税の乗客は、スルーと通せばいいのではないだろうか。

 こんなところで、何が主目的かはっきりしないが、水際作戦はナンセンスではないだろうか?
 昨年のあのブタ・インフルエンザ(新型インフルエンザ)を思い出してほしい!
 政府や官僚やマスコミまで巻き込み、あれだけ騒いだ水際作戦を!
 
 今考えると、バカ!みたいだっただろう。
 その後、マスコミの宣伝の効果か、多数の感染者が、全国津々浦々にまで広がってしまった。
 
 
 
*関税法基本通達(平成19年6月に変更)





 


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この記事に対するコメント

無駄ですよね

こんにちは。私も全く同感です。
いつも思います。。。
紙の無駄、時間の無駄、人件費の無駄。。。
成田空港に入る際の検問のPPTチェックだっておかしいですよね
検査無しで国内線から飛んできた人もいるのに。
ただのパフォーマンスなのでしょうか?

URL | COCO #-
2010/10/31 01:54 * edit *
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