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錦の御旗と世論調査

マスコミが、またしても、世論調査というものを錦の御旗のように振りかざしはじめた。

幕末、薩長の軍が、錦の御旗をかかげて、いかにもそのことが正義であるかのように東へ進軍していったが、これも後の歴史をよむと、朝廷にはもともと錦の御旗という概念も制度もなく、薩長が正当性を持たせる目印を作ろうということで、にわか仕立てで、このような旗を考え出し、水戸黄門の紋所よろしく、訳のわからなく徴集された諸藩の両軍の田舎侍の前に差し出したのだ。訳がわからない田舎侍なものだから、「鎮まれ!この御旗が目に入らぬか!」といわれて、両軍ともほんとうに静かになってしまったらしい。

錦の御旗

昨今のテレビ、新聞、通信社は、ほんとうに世論調査が好きである。
そして、世論調査の結果のまえで、世論調査とは何だかよくわからない国民は、改まって鎮まれ!ということになっているらしい。
「鎮まれ!この世論調査が目に入らぬか!」
しかし、この世論調査の結果、不思議なのはいつでも、それを実施しているテレビや新聞などが事前に流しつづけた社説や報道内容とほとんど一致してしまうことだ。
これでは、世論調査という錦の御旗を、大手マスコミはうまく利用したと思われても仕方がないのではないだろうか。
こういうのを、株の世界では、インサイダー取引といい、厳密に禁止されているのではないだろうか。

事前に情報を操作して結果を誘導することは、やっていいことなのだろうか?
とくに、私は、テレビ、新聞社、通信社などの情報産業がこういうことをするのは、犯罪に近いのではないかと思うのだが・・・・

しかも、今回の民主党代表選に関する世論調査では、これらの大手主要メディアとインターネットでは大きく乖離している。
インターネットは、大手新聞社ほど名前が知れ渡っていなくても、世論調査の分母はかなりの数になる。雑念に惑わされずゆっくり考える時間もある。
わたしは、だいぶ前、一度だけ新聞社の電話世論調査に答えたことがある。けっこう長ったらしい質問で次の中から選んでくださいなどといわれると、《どうしようか?あれ?最初の選択しはなんだったっけ?》などと悩んでしまった。そのうち、あちらへの気も遣うし、早く答えてあげなくては・・・!となって、結局、なんだかわからずに選んでしまった。

それにしても、これだけ乖離してしまうと、テレビ、新聞の作為と思われても仕方がないのではないか?
インターネットでも作為的に発表しようと思えばできないことはないだろうが、Yahooのような産経新聞の記事ばかり載せているサイトや読売新聞ネットの世論調査でも、テレビで発表される各新聞社の世論調査とでは全く反対の結果である。

これでは、朝日、読売、毎日、日経などの新聞社はもう大衆紙などではなく、赤旗や聖教新聞と同等のレベルということになるのではないだろうか。
赤旗や聖教新聞をたまに見ると、けっこうタメになる記事が載っている。けど、やはり、ある程度の距離をおいて、記事と接しているのではないだろうか。
これからは、大衆紙といえども、新聞社の主観の強そうな記事に関して距離をおいて読まなければ、バカになってしまう。
バカになっても、今のマスコミは、「だまされるほうが悪い」と平気で言うのだろう。

*肌で感じるもの 江藤淳




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