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ドライバーの質

 現地ヨーロッパに到着する。
 ドライバーと挨拶をする。
 スイスのドライバーだとわかると安心する。
 スイス人のドライバーは、紳氏で協力的である。

 ドイツのドライバーの場合、かなり警戒を要する。
わたくし的には、ヨーロッパで最低なドライバーはドイツ人だと思っている。
それくらい、ツアーの進行に非協力的で、添乗員はドライバーのゴキゲンを損なわないようにすることで疲れてしまう。

 あいさつもせず、無表情で居丈高な者。スケジュールの多少の修正でも言おうものなら、「無理だ!」とけんか腰に取り付く島もない。「朝に出発時間を早めたい」「日程表どおりだ!」、「お客がひとり遅れているので、もうちょっと待ってほしい」「もう、出発時間だから、いく!」、「眺めが綺麗なのでバスをちょっと停めれないか?」「ムリ!」・・・・・・・
 お金にもうるさい。ショッピングのコミッション。今はほとんどのショッピングが旅行会社の指定店となり、ドライバーへのコミッションがコーヒー一杯分ほどしか支払われなくなった。不満は一層高い。
以前、添乗員やドライバーで相談してショッピングに入れ込んでいたときは、コミッションをスタッフで均等分に分けることが慣習であった。リーダーである添乗員に、お土産屋は必ずコミッションを渡す。ドライバーに直接渡すことはない。だから添乗員が配分するのである。たまに、その額に不満を抱いたドライバーが、添乗員がお客を引率して観光しているあいだに、車内のお客の荷物を物色して土産屋で買物した購入額を調べたりしていた。
 チップについてもうるさい。旅行会社がドライバーのために用意したチップ額に不満を持たないドライバーは皆無だろう。「チェッ!」あからさまに不満の表情を浮かべ舌打ちする。なるべく払いたくない旅行会社。慣行として当然一定の額をもらいたいドライバー。添乗員は、現金でドライバーへチップを渡すわけだが、旅行会社の用意するチップは渡す相手により小分けされているわけではないので、添乗員が高額紙幣をどこかでくずさないと、旅行会社が規定した額をなかなかピッタリと相手に支払うことができなくなる。そうなると、ユーロ、ドル、円を含めた数種類の通貨を合算してチップとするしかない場合もでてくる。わたしが一番ビックリしたのは、ドライバーがその場で、携帯電話で銀行へ電話しその時点での為替レートをそれぞれ確認し、電卓で合計金額を算出し、わたしに、あと1ユーロ足りないと言ってきたことだ。チップはサービス終了時点で渡すものだから、最後にこのような手続きをしなければならないことは、添乗員にとってものすごい心労である。こういうことがあると、次回からは、ドライバーにわかりやすいように単通貨で少し多めにあげよう・・・ということになる。多くあげた分は、とうぜん旅行会社が負担してくれるわけではない。年収200万前後の添乗員の自己負担である。

バス1

 ドライバーにも言い分があるだろう。
彼らが、少ない報酬でこき使われていることは知っている。それに、日本のグループの場合、指定店や、いわんや「ショッピングはしません!」などと公言している旅行会社まである始末だから、ドライバーからしたら、一銭のコミッションにもならない。
お客からはもらえないチップは世界最低額となる。
 そういう不満をモラルで抑えるほど、ドイツ人ドライバーは教養をもっていない。
ドイツの教育制度では、ドライバーはほとんど高等教育を受けていないのではないだろうか?

 こういう過重労働、低賃金の鬱憤が、女へ向かうのは男の習性なのだろうか?あのつぶれた「英会話のノヴァ」のハレンチ先生たちではないが、ドイツのドライバーも、女性添乗員や女性客へたまに向かう。ドライバーにとっては、身近な者へ手をつけたということなのだろうが、わたしの想像では、同じドイツ人女性への軟派とは違うようだ。そもそも、ドライバーはドイツ人女性にもてる雰囲気を要していない。
 例えれば、フィリピンパブに熱心に通う日本人というところか。フィリピンパブでは、とっても饒舌にフィリピン女性をくどいている日本男性をけっこう知っている。

 こういうドイツ人ドライバーに、添乗員は我慢しながら付き合うわけだけれども、あまりにひどい場合は、さすがに、本人とやり合わざるおえない。添乗員にとって、ドライバーはツアー運行上どうしても頼りたい存在なのだから、やり合うということがどれだけ添乗員にとって勇気のいることか・・・・・・
 ただ、やり合って、
「いまこの場から、ランド(手配会社)へクレームを訴えでますので!」
 というと、けっこうシュンとして、協力的になったりするのだ。

 権力に弱いのか?
 身体が大きいわりには子供なのか?
 マザコンなのか?
 
 タイやフィリピンで、けっこうこの手のドイツ人ドライバーが、休暇を利用しては、「女」をおもな目的に旅をしている。
 彼らにとって、タイ人もフィリピン人も日本人もたいして変わらないのかもしれない。
 


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