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アジア・ツアー

 東南アジア・ツアーで、お客たちは、ショッピングに辟易する。
 それ以外にも、ビックリするような仕掛けがあちこちにほどこされている。
たとえば、添乗員でさえ知らない!見知らぬ人が、バスのなかに乗って、あれやこれや、お客の世話を焼いてくれたりする。事前に挨拶をしたガイドとドライバーなら、添乗員もわかるのだが、見覚えのない人が、バスでニコニコと微笑み、お客の乗り降りのお手伝いなどをしてくれる。
 ・・・・・この人は、誰だろう?・・・・・・・・・・・・・・
 最初の観光地に到着する。
すると、この見知らぬ人が、けっこう立派なカメラで、お客の姿を、カシャ、カシャと撮り始める。お客は驚いて、笑っていいのか、無視したらいいのか、どちらともつかない表情で、そのカメラの前を通り過ぎるのである。
 添乗員は、・・・この見知らぬ人は、現地のカメラマンとして、ランド(ツアーオペレーター)とタイアップして同行していたのか!とわかる次第である。ツアーがほとんど終わるまで、このカメラマン+世話係は、ツアーに同行し、写真を撮りながら、好印象を与えるべきいろいろとお客に親切にしてくれるのだ。そして、ツアー最終日、手にいっぱい写真を抱えて来ては、それをお客一人ひとりに手渡すと、「もしよろしければ、買ってください」ということになる。自分の笑顔が燦然と輝いているりっぱな写真を手に取ると、なかなか「いりません」と付き返すことはできないのが人間の心理ではないだろうか。付き返したあと、わたしのこのすばらしい笑顔の写真が破られゴミ箱に棄てられるのか!と思うと、自分自身が捨てられてしまったような淋しい気持ちになってしまう。だから、「記念だもんね!」と購入しようかとなるのが普通ではないかと思う。
 まあまあ、売れているときもあるし、かわいそうに、親切にした努力が報われていないときもある。
 添乗員は、ショッピング同様、アジアでは、このようなコミッションは一切入らない。せいぜい、お礼として、添乗員の写っている写真を1枚くれるぐらいである。ただ、結構、この1枚がうれしかったりするのだ。

 以前は、このカメラマンとは別に、ビデオマン!というのが乗車していた時期もあった。カメラのかわりに、ビデオカメラを担ぎ、ツアー中のお客の動向を現地の風景とともに撮りまくっていた。こちらも、最終日、ダイジェスト版として編集したビデオをお客に売りに来るのである。とうぜん、写真より高額な分、購入する客は少なかった。そのためなのか、または、デジタルの時代になったためなのか、最近はビデオマンまで乗車してくることは少なくなったようだ。

 もうひとつ、とどめは、最終日の最後での車内販売である。
この車内販売は、ドライバーの抱えているグッズを、ドライバーに代わってガイドがセールスし販売してあげるということらしい。
「最後にお願いがあります。ここまで、みなさんのために安全運転、運行管理と頑張ってくれましたドライバーさん、とても少ない給料で頑張っています。だから、ちょっとしたお土産を、ドライバーさんがバスの中で売っています。今、前から見本を回しますので、もしよければ、買ってあげてください。みな、安くて、記念になるものばかりです!チップかわりとおもって、購入してくれれば、ドライバーさん!ほんとうに喜びます。お願いします!」
 このようなことをガイドは言う。
ポストカード、記念切手、食べ物、小物など、だいたい1000円以下のものが多い。
けれども、お客は、ほとんど買わないのだ・・・・・・・・

 あまりに売れていないこの『ドライバーのお土産屋さん』にいちばん気落ちするのは、たぶん添乗員ではないだろうか?わたしなども、申し訳ない・・・と感じてしまうたちである。他の添乗員からも、おなじような反応を聞くことがよくある。
 だから、・・・・・・・・・・・
 わたしの家には、東南アジアあちこちの『ドライバーのお土産屋さん』で購入した小物がけっこう転がっている。


 小物そのものより小物を買った経緯がとてもよい想い出である。そのときの自分の心情とガイドやドランバーの嬉しそうな顔が目に浮かぶ。お土産などというものは、結局そういうものではないかと思う。
 お土産の価値は、値段ではない。
自分固有の想い出を秘めたお土産ほど、自分にとって、宝ものということではないだろうか。


 これも、だいぶ前、台湾の『ドライバーのお土産屋さん』で買った。
 ダンボールの下のほうに埋まっていた。
 久しぶりに、このカセットテープをかけてみると、古きよき台湾へタイムスリップしたかのような錯覚をおぼえた。
 『うるわしの台湾』

[VOON] うるわしの台湾1
B面もなかなかいいのですが!今日はこのへんで





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