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添乗員と喫煙

 5月31日は、WHOが定めた『国際禁煙デー』ということだ。WHOは、「タバコの煙のない環境」ということで世界完全禁煙へ向けて取り組んでいるらしい。

 こういう世界的な禁煙・嫌煙の流れのなかで、喫煙者は肩身の狭いおもいをしていることだろう。肩身が狭いだけではなく、タバコの急激的な値上がりで、懐は肌寒くなってきているはずだ。
*Tobacco Prices and Taxes
*紙巻たばこ1箱(20本)の価格(2002年5月31日現在、米ドル換算)
 いっときの喫煙者のあのふてぶてしい姿はもう過去のものとなってしまった。

 添乗員にとって、タバコはどうしても意識しなければならないアイテムのひとつである。
それは、自分にとっても、お客にとっても、・・・・
 じつは、添乗員の喫煙率はお客以上に高いのではないかと私は思っている。添乗員になる前からの喫煙者もいるが、添乗を始めてから、タバコを吸うようになった者もけっこういるのだ。添乗の比率は、男性より女性のほうが多いのだから、女性添乗員の喫煙者が多いということになる。
 ツアーをどうにかうまく進行させないと!というストレスとお客からの小言で、かなり精神的プレッシャーを感じている添乗員は多い。お客が小言をいったつもりはなくても、添乗員の心理はプレッシャーと感じることもある。
たとえば、天候に左右されるスイスのような観光地で、お客が「先ほどまで晴れていたのにねえ・・」と言えば、添乗員は、「あんなところで昼食なんてのんびりと食べていたから、山の頂上で曇ってしまったんじゃないの・・」と言われたように聞こえるし・・・・。
 そんななか、なんとなく、友人にすすめられタバコを1本吸い、今度は自分で買って吸い・・・と喫煙者になってしまう。そして、添乗をしているかぎり、ストレスはなくならないのであるから、ずっと吸いつづけることとなる。
 ただ、旅行会社から、お客様の前での喫煙は禁止!というお達しが出ているはずなので、お客からは添乗員のその姿を発見することはないかもしれない。お客の見えないところで、一服するしかないのだが、その表と裏が、添乗員のストレスに発車をかけるということもあるのかもしれない。

 お客に関していえば、以前は喫煙か禁煙かという選択権はお客にはなかった。飛行機では、団体の席は決まっており、禁煙、喫煙のリクエストは不可能であった。もし、禁煙者が喫煙の席になったら、禁煙者が我慢するしかなかったし、喫煙者が禁煙の席になったら、喫煙者が我慢するしかなかったのだ。ただ、飛行機というのは、座席を完全に喫煙と禁煙に仕切れるわけではないので、分けたところで煙は流れあまり意味のないものになっていた。また、最後尾の2席だけ喫煙者用に空席にしておくなどという措置を航空会社がとっている場合もあった。だから、どちらかというと、喫煙者に有利だったといえるかもしれない。それがいまは、ほとんどの航空会社が完全禁煙である。(JAL,ANAの完全禁煙は1999年4月)。本日から、成田空港は、レストランなどでも完全禁煙になるらしい。こうなると、添乗員は「何処なら喫煙できるのか?」と、お客から質問を受ける確率が高くなるであろう。欧米も直行便が誕生し便利にはなったが、こうなると、喫煙者には、アンカレッジ経由に再び戻してくれたほうがありがたいかもしれない(あそこのウドンはあまり美味しくなかったが)。
 
 喫煙者に対する包囲網は年々せばめられていくが、ルールさえ守っていればとうぜん、吸う権利はある。彼等は数少ないチャンスを自分で思案してどうにか喫煙しようと涙ぐましい努力をツアー中している。自分がタバコを吸わない添乗員も、そういう彼等の数少ないチャンスを許容する度量が必要である。
 たとえば、ツアー中、バスに乗り込む前に急いで吸っている姿。全員が揃うまでの間に急いで吸おうとしている。1本ぐらいは吸っていただきたい!と思うようにしよう。食後も吸いたくなるはずだ。だから、こちらも、急いで出発はしたくない。トイレ、タバコ込みの時間を設定したい。
 喫煙者にとって、喫煙とはトイレに行くのと同じような生理的欲求と考えたほうがいい。

Clark Gable and Joan Crawford

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Sophia Loren

Marilyn Monroe

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Smoking-President--12030[1]





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