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派遣添乗員の勝訴

*速報 「偽装みなし労働」残業代請求裁判でHTS支部に勝利判決!
 *HTS支部「偽装みなし労働」裁判の完全勝訴に反響

 数名の添乗員の意志と根気が、阪急トラベルサポート、おいては、阪急交通社という大グループの営利目的の偽善に打ち勝った。ほんとうに、この方々の勇気とそれをサポートしてくださった東部労組の熱意に感謝したい。
 また、派遣添乗員のみでなく、多くの非正規労働者にこの勝利は力を与えたことは間違いないだろう。


 現実は、添乗員にとって、「みなし労働時間制」だろうと「時間制」だろうと、どっちでもかまわないと思っている者がほとんどにちがいない。
添乗員にとっての願いはただ一つだ。
暮らしていけるだけの労働環境をくれ!ということだ。
派遣添乗員は、国内添乗で年間160~170日ぐらいがMAXだ。海外では200日がMAXだろう。これ以上の仕事をこなすことは、よほど毎添乗、手をぬくかしないかぎり不可能と断言できる。
それを十分考えて、添乗員の日当を決定している派遣会社は皆無だ。もちろん、旅行会社は添乗員がいくら貰っているのか十分知ったうえで、添乗員分の金額を上げようとはしない。
だから、添乗員の年間収入は、MAX日数を働いた者でも、200万円前後から300万前後となる。地方で頑張っている添乗員は、もっと安い賃金で推移するだろう。
そして、その年収から、税金を引かれ、年金や保険料を支払っていかなければならない。

これで自立してくらしていけるだろうか?結婚して子供を持てるだろうか?

だから、今までも、多くの添乗員が、この添乗員の労働環境を改善してくれ!を訴えてきたのだ。
しかし、国も、公益団体も、大手旅行会社も、派遣会社も、何もしなかった!
いや、「ほんとうに、かわいそうに!どうにかしましょう!」というパフォーマンスだけは毎回した。
今回も、今までで、最高のパフォーマンスを演じてくれた。
労働者の味方であるサービス連合まで巻き込んで、ユニセフ募金のようなパフォーマンスをみせてくれた。

夜中!の残業代は出しましょう・・・・などと

しかし、結果は、ほとんど変わっていない。
相変わらず、ほとんどの添乗員の年収は、前のままだ。いや、添乗員への仕返しなのか、添乗員の荷物の宅配、交通費などに制限をつけはじめたので、業務上の不便さ、過酷さは増加したのかもしれない。しかも、昨今の不景気の分、添乗日数が減った。

 こんななかでの、判決だ!

添乗員にとって、派遣会社、そして裏に潜む旅行会社の良心や倫理観に期待することは、つくづく無駄だと気づかされたのだった。
だから、唯一の突破口である『「みなし労働」は偽装でないか!』という労使間の義務と権利を主張するしかなかった。旅行会社や派遣会社が、添乗員の労働環境に配慮を示してくれていたのなら、今回のような裁判をおこす必要もなかったのではないだろうか。それはそれで、ほとんどの添乗員が、「みなし労働」ということを深く考えず現状を受け入れていたことだろう。

添乗員にとっては、本来そのほうがいいと私はおもう。
「時間制」にするということは、それだけ、添乗員をマニュアルなどにより管理されることを指すだろう。ハードに管理し、あれやこれやとサービスを押付けてきて、細かい書類の提出を求めてくるだろう。
まあ、現在かなりの旅行会社がそれに近いことをおこなってきているが、ツアーが息苦しくなって、一番困るのはお客ではないだろうか。融通の利かないツアーでは、澱みのなかで口をパクパクしている鯉のように、いくら餌を貰おうが満足とは程遠いのだ。

 だがもう遅い。添乗員は、「みなし労働」撤廃に舵をきった。生きるための権利を主張したのだ。


*それにしても、大手新聞はよく阪急交通社の敗訴を伝えてくれた。阪急交通社は、新聞社の日本一のスポンサーだ。
・トラベルビジョン 新聞広告出稿量、阪急が5年連続1位






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