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国策捜査と河上和雄

例の小沢代表への西松建設の政治献金問題で、元東京地検特捜部長 河上和雄氏が厳しく小沢代表を糾弾していた。
河上氏の偏向的な意見を聞いて、改めて氏の著作を読んでみた。




元東京地検特捜部長 河上和雄(著)
『好き嫌いで決めろ』日本テレビ発行より抜粋

守るべき社会として私が考えているのは現在の日本の社会であることは先にも述べました。それは法が支配する社会です。法治国家でなければ自由もあり得ません。
 自由というものを誤解している人を時どき見かけますが、自由とはあくまで法の下での自由なのです。法に守られ法に規制されたうえで、初めて自由や権利は語られるべきものです。法が支配する社会を守ることは、どこまでもやっていかなくてはならない正義なのです。・・・・・・・・・・・〈略〉

・・・・・・法の執行がだれにでも平等に行なわれるというのははっきりいえばフィクションです。しかしだからといってどうでもいいんだと思えばそれは崩れていくものです。法の下では万人が平等だといっても、現実にはそうでないことがままある。しかし本当はそれがおおぴらに行なわれることになると、法の下の平等という言葉自体が崩れてしまうでしょう。フィクションだからこそ大切に守ろうとしなければ成り立たないんです。
 巨悪つまり強いゆえに法の下の平等から目こぼしされている人間は、法の下の平等という一線まで引き戻さなくてはならない。巨悪であろうと小悪であろうと、一般の人と同じように扱うべきなんです。
 その意味でも杓子定規に執行することが大事なんです。フィクションはそのほうが生き延びやすいのです。




河上氏のキャリアの中で、ロッキード事件がある。
田中角栄を追い詰めたことは彼の自慢らしい。
最初から田中角栄は、「悪い」と決めてかかっている節がある。
河上氏は、どうも思い込みの激しい人のように思える。
思い込みの部分には、細かい証拠も関係ないようだ。
今回の小沢氏の件も、まだ証拠の信憑性も明らかにされていない段階で、完全に秘書も小沢氏も犯人扱いだ。

河上氏の「守るべき社会」とは、「法治国家」といっているけれども、「自分が都合のいい社会」だ。
河上氏なら、自由を求めて戦ったキング牧師を捕まえて処罰することができたはずだ。
自由はあくまで法の下でなければならないのだから。
先入観を持ってキング牧師を見れば、何かの法律を当てて処罰することは容易いだろう。
それが、フィクションというものだろう。

巨悪も小悪も平等に扱わないとフィクションがばれちゃう!と言っているが、
何が巨悪なのか、小悪なのか、善なのか、が先入観でぼやけてしまっているんだから、
後の思考が空回りになってしまう。

こんな単純な人が、東京地検特捜部長や最高検公判部長をしていたのか、と思う。

この人も副島隆彦氏の指摘するように、東京地検検事当時にハーバード大学へ国費留学しているんだなあ!と思う。副島氏は、役人のハーバード大学留学が官僚の腐敗体質をつくるというような指摘をしていた。

失礼ながら、河上氏には、多分、国策というのがどういうことかもよく判らないのではないだろうか。
この人自身がもう、国策そのものだから、自分で自分の顔が見えないようになってしまった。

それともやはり、検察が政府与党や検察上層部やCIAとタイアップして、かなり故意的におこなったのだろうか。
検察が、恣意的に気にいらない相手を適当な理由をつけて拘束し、一方的に噂話をマスコミに流し、世情が変わったら、開放するというようなことを行っているとしたら、そんな怖い社会はないだろう。
民衆レベルでは、警察や公安が親分のまねをするわけだから、ターゲットになるのは私たち自身ということになる。

そして、最後に、河上氏のように「この国は法治国家ですから」と、言うのだろう。
まるで、戦前の「愛国心」のように。


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