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オーストラリアのパース

 先日、兼高かおるさんのことを書いていて想い出した町がある。
 オーストラリアのパースである。
兼高かおるさんは、1969年に放送された『兼高かおる世界の旅』で、オーストラリアのパースののことを、「リタイアしたあと、もっとも住みたい町」として紹介したらしい。
それ以前に彼女は、いろんな方から、「日本は住みにくくなったからどこかいい場所はないものか?」と訊ねられることが多かった。
だから、その応えを探すことも、世界をまわるひとつの目的としていたらしい。
そして、ここなら!と思える場所が見つかった。
 それが、オーストラリアのパースである。

 兼高かおるさんがそのように言ったのは1969年であったが、その後、その文言は、日本中を一人歩きしたようで、今に至るまで、いろんな場所で、いろんな機会に、「あの兼高かおるが、もっとも薦めたパース!」という言葉を聞くようになった。

 わたしは1969年の放送を目にしたことはないが、「兼高かおるがそう言ったパースへ一度行ってみたいなあ・・・」と思うようになった。
 
 はじめて、パースを訪れたのは、添乗員としてだった。
わたしの頭の中には、兼高かおるさんの言葉がこびりついていた。ただ、その言葉だけがこびりついただけで、兼高かおるがパースのどこをみて一番いいといったのかをまったく考えていなかった。パースの知識をもっていなかったのだ。

 添乗員としてのパースだから、たかが2泊程度で、観光名所を訪れるだけである。
だが、それだけでも、兼高かおるさんの言ったことに、なんとなく納得できるのである。
なんか居心地が良い街なのである。気持ちの安らぐような空間があるのだ。

 この後、その居心地の良さを確認したくて、個人的にパースへ行った。
やはり、とてもいい感じである。街の規模がちょうどいい感じなのである。川や湖や公園などの自然と建物や人間とのバランスがピッタリのような気がする。歩ける範囲で収まるダウンタウン、シックな街路樹と街灯、郊外への散歩はレンタカーで十分だ(日本と同じ左側通行で道も広い)。
 あと、歴史浅く、ヨーロッパやアジアから多くの移民たちが移り住んでいることに、気安さを感じるのかもしれない。

 

 兼高かおるさんは、その後何度もパースを訪れている。
そして、『わたしが、ああ言ったことに、悔いはありません』と言っている。

 1969年この地を訪れたとき、一番印象的だったのは空の青さでした。取材スタッフが空を見上げて歓声を上げて、
 「空ってこんなに青くて、こんなに澄んでいて、こんなに清らかなんですか!」
  
           『私の好きな世界の街』 兼高かおる著 新潮社


 









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