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ポール・ボウルズとメトロノーム

 小説家であり冒険家であるポール・セローの旅行記「大地中海旅行」の中で、モロッコ、タンジールのポールボウルズの家を訪問したときのことを記している。
伝説のビートニック、ポールボウルズの質素な佇まいには、音楽家でもあり、メトロノームがベットわきに置いてあった。



 メトロノームを見て、ボウルズがヘンリ―ミラーに書いた手紙を思い出した。その手紙は、彼の作品集『イン・タッチ』のなかに収められており、タンジールに住むことに決めた選択について説明している。
「物事をゆっくりやるというきみの意見には賛成だ。そう思ってみれば、私がまだここにいるのも、それが理由の一つなのだ。人は誰でも自分の生きやすい速度で、人生のメトロノームをセットすることができる。アメリカには、常に時間の経過を意識させ、早くしなければならないと思わせるものがあり、それが生きる真っただなかにいる面白さを奪ってしまう」

That metronome reminded me of something Bowles said in a letter to Henry Miller.The letter is in his collection In Touch,and it relates to his choosing to live in Tangier."I agree with you about doing things slowly,"he worte."Now that I think of,it's one of the reasons why I'm still here.One can set one's life metronome at the speed that seems convenient for living. In the States the constant reminder that time is passing,that one must be quick,removes all the savor of being in the midst of living."

paul_bowles[1]

「ここで、イスラム教徒のなかに住んでみて、我慢強くなったし、運命論的になったと思うよ。物事を自分の思うように牛耳ることなんかできやしない。だったら、何ができるかね?イスラム教徒は教えを守って生きる。偽善的になることはめったにない。でも、偽善は、キリスト教の不可欠な要素だ」
モロッコ・マラケシュ

                 
                   『大地中海旅行』ポール・セロー著より
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