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阪急トラベルサポート「偽装みなし労働」撤廃を求める裁判

<不当な「アサイン停止」撤回を求める塩田委員長都労委>
■ 日時:第1回:2010年2月23日(火)午後2時より
(塩田・菅野主尋問、反対尋問)
 第2回:  同  3月19日(金)午後2時より
(田中支店長主尋問、反対尋問)
■ 場所:東京都労働委員会審問室<東京都庁第一本庁舎南棟34階>


<「偽装みなし労働」撤廃を求める裁判>
■ 日時: 2010年2月24日(水)午後1時30分より
■ 場所: 東京地方裁判所530号法廷



阪急トラベルサポート裁判 会社側の証言にみなさんのご意見を②<乗り物編>

以下を読めばわかるのだが、阪急トラベルサポートの目論見は、
「運送機関(乗物)乗車中、自由散策中は、添乗員もフリータイムとなる。また、その時間帯に対して、旅行会社が添乗員に業務指示を出すことはない」という結論を導き出すことだろう。
きっと、そうすることによって、現場では、添乗員自身が業務時間を決め、添乗員自身が乗物乗車中、自由散策中をフリータイムと決めているようだ、という印象を植え付けようとしているらしい。

では、実際はどうか?
乗物というのは、添乗員がとても気をつかう場面である。一番気をつかう場面は、乗車前後と下車前後である。お客がサービスを享受できない恐れの多い時間帯であり、添乗員は先を読みながら、不安要因をつぶしていく神経が必要となる。(約款23条1 旅行者が旅行中旅行サービスを受けることができないおそれがあると認められるときは、募集型企画旅行契約に従った旅行サービスの提供を確実に受けられるために必要な措置を講ずること)
乗車後お客が落ち着いた後は、添乗員にとって、もっとも安心する時間であろう。乗物のなかでは、お客への危険性が和らぐ。また、添乗員にとって、お客は、自分の目の届く範囲でくつろいでいてくれる。
(母親が一番安心する時間帯は、赤ちゃんが自分の傍らでスヤスヤと寝入っているときではないか。それと同じなのである)。

こういう大きな緊張感を要しないあいだ、添乗員は、体調を整えながら、今後の日程を再確認するのに、ちょうどいい時間帯でもある。
その意味では、「旅程管理」「安全確保」の措置を講じながら、スタンバイモードで待機しているといえるだろう。

ただ、近年のツアー、とくに、阪急交通社やクラブツーリズムなど格安ツアーの場合、添乗員にとって、重要であるべきスタンバイモードを、その他の作業を追加することによって、ハイパワーやフルパワー・モードにもっていこうとする。バス車内では、いろんなモノを売らされたり、ガイドのまねごとまでやらされたりする。これら追加された作業は、その場でピンポイントでおこなわなければならないことが多いので、その間は、「旅程管理」や「安全確保」はできないということになる。両立はしないのである。

こういうことを理解できれば、以下の会社側の主尋問がどれでけ茶番なのか!わかるであろう。
運送機関(乗物)乗車中、自由散策中、添乗員は、フリータイムなのではなく、しっかりと業務遂行中である。
「旅程管理」の資格修得者から、旅行会社が、主任添乗員として選任し、その者に「旅程管理主任者証」を授与している。その者が、旅行業法で、「旅程管理義務」の規定のある「(募集型)企画旅行」(パックツアー)に同乗するのだ。旅行会社は指示していない!などといっているが(以下参照)、旅行会社が、添乗員に「主任者証」を授与した時点で、「旅程管理義務」を指示したことになる。そして、「旅程」とは、一般的に、添乗員が「受付」した時から「解散」を宣言したとき(帰着)まで、を指す。もちろん、乗物乗車中も、自由散策中も、「旅程」中である。

●会社側主尋問(会社側代理人弁護士→細野課長)

会社側伊藤弁護士「あなたの陳述書を見ると、添乗中解散しますという部分が幾つか出てくるんですけれども、この解散している時間というのは添乗員は何をしているんでしょうか
細野課長「特にすることがなければ、飲物を飲んだりとか、自由にリラックスしていると思います」

伊藤弁護士「次にバスに乗車している場合のことについてお聞きしますが、バスに乗車する場合、スケジュール等の案内をするということなんですが、これは話している時間はどのくらいなんでしょうか
細野課長「これもケースバイケースです。バスガイドが乗務している場合や、乗務してない場合というのもございますので、バスガイドがいる場合にはほんと数分程度で終わりますし、いない場合でも長くても20分ぐらいあれば済むかと思います」

伊藤弁護士「そのほかの時間というのはどういうふうにしているんですか
細野課長「例えば、バスツアーの場合ですと、長距離移動の場合、2時間に1度、15分程度の休憩を取るということになっておりますので、その他の時間に関しましては、自分の席で車窓を楽しんだりとか、リラックスしているんではないかと思います」

伊藤弁護士「バスの車内で、ツアーの参加者からの質問に答えたりするんでしょうか
細野課長「バス車内では基本的にはシートベルトの着用をお客様にお願いしているし、また添乗員もシートベルトを着けることになっておりますので、お客様が移動してきたりとか、添乗員が後ろに行ってお客様にいろんな案内をするということはまずございません

伊藤弁護士「バスの車内で、添乗員は寝てはいけないんでしょうか
細野課長「いいえ。例えば、長距離移動の場合に、お客様にお休みくださいというふうに御案内しまして、添乗員も休憩させていただきますという御案内をすれば、特に添乗員が寝てはいけないということはないと思います」

伊藤弁護士「列車に乗車中のことについてお伺いをします。あなたに作成していただいた陳述書に、列車乗車中に添乗員が行う作業というものを書いていただいているんですが、そういった陳述書に書いていただいた作業を行っていない時間というのは、列車乗車中、添乗員は何をしているんでしょうか
細野課長「特にすることはございませんので、自席に座ってリラックスしていると思います」

伊藤弁護士「列車内で、ツアー参加者から質問や相談を受けるということはありますか
細野課長「ツアーのお客様というのは仲間同士で参加されている方が多いと思いますので、お客様同士、おしゃべりしている時間のほうが多いと思いますので、特に呼ばれていろいろ聞かれることはないと思います。また、お一人様で参加される方もいらっしゃると思いますけれども、わざわざ席を外していろいろ話を聞きに来ることというのはほとんどないかと思います」

伊藤弁護士「列車ツアーで、途中乗車してくるツアーの参加者がいる場合に、全員が乗り込むまで添乗員は座席に座ってはいけないんでしょうか
細野課長「いえ、車内で立っていると邪魔になりますので、そういったことはないかと思います」

伊藤弁護士「航空機を利用する場合なんですが、航空機を利用する場合には、機内で添乗員は何をしているんでしょうか
細野課長「添乗員は機内ですることはございません

伊藤弁護士「飛行機の中では、私語は禁止とか、添乗員は座席を倒してはいけないというような指示は出ていますか」
細野課長「そのようなことはございません」


細野課長がここまで言うんだったら、これをマニュアルにできるのだろうか?
マニュアルにして、全派遣会社とお客(最終日程表に明記)へ連絡してほしい。

*解散中、添乗員は、お客様のことは気にせず、飲物を飲んだり、リラックスしてくつろぐこと!
*バス乗車中、添乗員は、なるべく喋らないこと!ガイドがいる場合:数分、ガイドがいない場合:20分以内
*バス乗車中、添乗員は、お客様のことを気にせず、車窓を楽しんだり、リラックスしてくつろぐこと!
*バス乗車中、添乗員は、お客様の質問に答えてはいけない!立ち歩く作業をしてはいけない!
*バス乗車中、添乗員は、寝てもかまわない!
*列車乗車中、添乗員は、お客様のことは気にせず、リラックスしてくつろぐこと!
*列車乗車中、添乗員は、お客様の質問に答える必要はない!
*列車乗車中、添乗員は、途中参加客のアテンドをする必要はなく、座席に座っていること!
*飛行機内、 添乗員は、お客様のことは気にせず、リラックスしてくつろぐこと!
(上記のことにより、お客様からクレームが発生した場合は、添乗員の責任とはしない)

 だいぶ昔のことになるが、私は、阪急交通社の当時の課長と一緒に大型団体ツアーの添乗をしたことがある。
彼は、自分はほとんど仕事をしないくせに、他の添乗員に文句ばかり言っていた。

機内では、「もう一度、人数チェックに行ったら、どうだ!」とか・・・
「お客さんが呼んでいるよ!」とか・・自分のお客なのに!
やっとこさ食事を取ろうと思ったら、「お客の様子、見てきたら!」などなど・・・・

それでいて、チーフなのに、まったく指示ができないのだ!どうしようもないから、こちらで指示を出すと、それに対して、また、文句を言う!
 
 ほんとうに、上記のマニュアルどおりの課長であった!
乗物乗車中、何もせずに、くつろいでいた!(人にはさんざん言うけど)

 最終日になって、課長のイヤミにさすがに頭にきた私は、「チーフとして、課長は何をしているんですか!」と言ってやった。
 ビックリ!した顔をしていたが、「俺は、ツアーをチェックするために、来たんだからね・・!」と言ってきた。

「だったら、どうして、チーフなんですか!チーフ添乗員として来たなら、課長でも、それは、チーフとしての仕事をするべきでしょ!」
「・・・・・・・君・・・わかっているね!」

 このあとが、大変であった。
帰着後の精算で、顔を合わせたら、また、人の添乗にケチをつけてきたりするから、こっちも負けずに言ってやった。
たしか最後には、
「人の添乗をとやかく言うほど、課長はできるんですか!私からみれば、客商売に向かないんじゃないですか!」
「な・・・・に!!!」
と少しもみ合いになり、
「覚えとけ!!お前は、もう二度と、使わな・・・・い!!!」
となり、「けっこうです」という言葉とともに、当時の新橋のオフィスから私は退散した。

ただ、この課長、ひとつだけいいところがあった。
それは、アアまで、やり合った私を、また、添乗で使ったのだ!
当時の阪急は、まだ、一粒の人間性があったのかもしれない。

・・・・・課長は、「彼の言っていたことは当たってるかもしれない・・・」と他の方に言っていたらしい。
私は、課長に謝らずじまいだった。
「こちらこそ、言い過ぎました」


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