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ルックJTBの改革

*ルックJTB・・・決心5
ルックJTBは、今年の4月から、「無理やり」お客様をお土産屋に入店させることをやめる。
その他に、
決心1 日本発着の航空会社や便名はお申し込み時に決定しています
決心2 日本発着便は往復とも「並び席」をご用意します
決心3 ご宿泊のホテルはお申し込み時に決定しています
決心4 (例えばハワイ)全コース、ツイン、ダブルなどベッドタイプが選べます
決心5 無理にショッピングへお連れしません
決心6 (例えばグアム・サイパン)すべてのAグレードホテルは空港からホテルへ直行します
決心7 レストランにも、メニューにもこだわりました
決心8 経験豊かで頼りになる添乗員が同行します

また万が一約束が守れなかった場合、旅程保証(変更補償金)を2~5倍に引き上げる。上限を今までの1本あたり15%から30%に引き上げるらしい。

まあ、そうは言っても、旅程保証の対象になる項目は、決心1、3、4のみと思われる。
それ以外は変更補償金の対象にはならないだろう。ただ、こんなふうに大々的に「決心」と謳いあげた以上、債務不履行の対象にはなるだろう。その場合、変更補償金より高額になる可能性はある。
決心7,8に関しては、ほとんどの旅行会社が以前からパンフレットに記載していることで目新しいことではないし、債務不履行の認定も難しい気持ちの問題だ。
 全体的にみれば、ある程度のツアーであれば、今までもこのような内容は実施してきたのではないだろうか。敢えて、「決心」などと言われて他の旅行会社もビックリしているのではないだろうか?

ただ、ある程度のツアーではないところで、上記のような「決心」をするのであれば、これは驚くに値する。
もし、ルックJTBでも、『とっておき』や『お得だね』などのルックJTBスリムやお得な旅の流れを汲む格安商品で、上記の「8つの決心」をしそれを保証するのであれば、これは大いなる革新であろう。

そう思ってJTBのホームページを見てみると、4月以降のルックはかなりお得なのではないだろうか(ピンクチラシの春ヨーロッパなど)。
見比べてみればわかるが、JTB『旅物語』とルックJTB、料金的にも日程的にも、そう大きな違いはない。逆にルックのほうが安いのではないかと思えるぐらいだ。それでいて、格安ルックといえども一応ルックなのだから、4月からの「8つの決心!」を享受できる。「無理やり」ショッピングに行かなくてすむ。
これはかなり、ヒットするんじゃないのか!と思う。

ルック 添乗員がご案内する 季刊 日本航空往復直行便で行くイタリア満喫
旅物語 大満喫!魅惑のイタリア 8日間

他の格安ツアー、HISやクラブツーリズムや阪急トラピックスもかなり焦っているのではないか。今までのようなゴマカシは効かなくなる!片方はパンフレットにすでに利用便名やホテル名が書いてあるのだ。出発後にショッピングやオプションで大きな出費を強制!させられることもない。アンケートの評価が常に低くてもホテルや食事の内容が変わらないツアーとは違うようだ。添乗員やランドなどの下請けを農奴のように使役することで、サービスを浮かせようという発想もなさそうだ。


私は前回、前々回とずいぶん、ルックJTBの北島社長の悪口を書いてきた。
昨年、格安からの脱退宣言をしたくせに、よくも平気で4月の春季の格安パンフレットを宣伝できる!と。こんなことしたら、逆に、もっとすさまじい低価格競争に嵌ってしまうぞ!と。

しかし、ちょっと待てよ!と考えるようになった。北島社長が記事の中で言っている内容自体は大いに賛同できることだ。騙されたと思うから怒るのであるが、もしかしたら、計画的にわざとこんなことをしているもかなあと思えるようになった。

彼は1月14日のトラベル・ビジョンの中で、まだルックが格安でいる理由を「市場環境を考えると一気に価格を上げるのも危険」と言っている。
また、今後の対策について、「2年間は自分たちの利益を最小限にとどめサプライヤーやオペレーターにしわ寄せの行くようなことはしない」とも言っている。

このような内容のを真に受け止めるのであれば、4月からの低価格競争をルックは自社の利益のみを削りながら他社と争うということになる。「8つの決心」を実行するのだから当然品質向上分のコストがかかるが、それはサプライヤーやオペレーターに押しつけるのではなくましてや旅行価格に反映させるわけでもなく、ルックJTBの売上げにのみ反映させるということになる。

こんなことをされたら、他の格安ツアーはたまったものではないだろう!
格安を生み出すベルトコンベアーをつくり、お客や下請けを全く人間扱いしてこなかった集金システムが崩壊してしまう。クラブツーリズムや阪急トラピックスのように、10年以上も人間不在の倫理観を養蚕してきた会社には、もう発想の転換はできない。

ルックJTBはこれを狙って、低価格競争に留まったのか!と思いたい。


*トラベルビジョン
ルックJTB、10年度目標は141万人、商品革新で達成へ-「質」の理解促進も
ルックJTBが「決心」、16年ぶり大幅改革で脱価格競争-旅程保証も独自設定

旅行代金は、「品質を向上するので当然価格も上がるが、市場環境を考えると一気に価格を上げるのも危険」であることから、「相当努力して」全体で1%増に据え置いた。「JTBWVとしての利益は、2010年と2011年は最低限に抑える。2年間で商品革新を成功させた後に、2012年からは成長戦略で利益を上げていく」考えだ。


価格上昇を抑えながら質を上げることでオペレーターなどにしわ寄せが出る可能性については、「一切ない」と明言。「今回の革新は決意、意志であるが、いってみれば我々の勝手。それがうまくいかなかったからといって第3者にそれを投げるということはありえない」と語った。


今回の商品革新をきっかけに、「消費者に品質と適正価格を理解してもらえるようプロモーションを展開したい」考えを説明。「質の悪い安売りがどういうものか、お客様に積極的に情報提供して理解していただく」とし、「我々もしてきたことだが深く反省し、単なる安い商品のデメリットを比較できるように、いろいろとプロモーションをしていきたい」


低価格競争と海外旅行商品の魅力低下、サプライヤーへの圧迫、ガイド・添乗員へのしわ寄せなどが連鎖する「負のスパイラル」からの脱却を商品革新によってめざす考えを強調した。








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