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添乗員のカメラ


 先日、2台口の添乗をしたときのこと。
 
 現地の朝のホテル前・・・出発までの間、ホテルの看板の前でお客様が記念写真を撮る風景。よく目にする光景だ。
そこに、もう1台の添乗員の姿があった。
「ハイ、チーーズ!」という彼の大きな声が響いていた。
私が通りかかると、「すいませんが、シャッター押してもらえますか!」と彼がいうので、快く了解した。
彼は、お客である若い2人の女性のあいだに入り、ニッコリと微笑んでいた。
 朝のすがすがしく微笑ましい姿である。

「ありがとうございます!」
私が、「どういたしまして!」と答えようかとすると、その2人の女性が「どういたしまして!!」と答えたのだ。
「・・・・?」
私は、一瞬、何が起こったのかわからなかった。
女性が立ち去ったあと、添乗員の彼が私のほうへ来て、再び「ありがとうございます」と言った。そして私は彼の手に私が持っていたデジタルカメラを渡したのだ!
そう!私が撮ったカメラは彼のだった!
私はてっきり、お客に頼まれて彼が写真を撮ってあげていたのだと思っていた。
そして、添乗員はお客からよく一緒に入っていただけますか!といわれるので、彼もカメラを私に頼んで、彼女たちと同じフレームに収まったのかと思っていたのだ。

そうではなく、デジタルカメラは添乗員である彼のもので、彼があっちこっちの写真を撮り、ついでに、お客のかわい娘ちゃん!ともラッキー!に収まってしまった!そして、そのお客に「ありがとう!」などと写真に入ってくれたお礼まで言ってしまったのだ。

はたして業務で来ている添乗員がこれでいいのだろうか? 

私は添乗員が写真を撮ってはいけない!とまでは思わないが、お客に気づかれないようにコソッ・・と撮るべくではないかと思うのだが・・・・・・・・
その写真はあくまで私用なのだから。

だから、私は、もう一人の添乗員の彼に言った。
「添乗中は、個人的にカメラを出さないほうがいいんじゃないか。もし、撮る場合でも、お客に気づかれないようにしたほうがいいと思うよ」
 すると、彼は、
「エッ!そうなんですが!今、添乗員がカメラ持ってるの、常識じゃない!・・・いけないんですか?」
と言った。


そんなものなのか?
確かに、インターネットのブログをみても、添乗員が開設しているサイトには、添乗中の写真がいっぱい掲載されている。その写真をみると、これは、明らかに添乗業務中、お客の前で撮っているなあ!とおもわれるものが多い。

添乗という仕事を真剣に考えたら、自分のしている行為がおかしいんじゃないかと気づくと思うが、旅行会社のマニュアルしか見ていない者はそこに規定されていない行為はOKとみなす。それを繰り返すとマニュアルの量がただ増えていくという悪循環だ。

ただ、少しぐらいの楽しみがないと、この仕事に従事するエネルギーが沸かないというのも分かる気がするが・・・



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