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アミューズトラベルのトムラウシ山遭難死

今年7月に起こった悲惨な事故、北海道大雪山系トムラウシ山遭難死の事故調査委員会の中間報告書が公表された。
*トムラウシ山遭難:8人死亡はガイドのミス原因 協会調査

 それによると、やはり山岳ガイドの過失と主催旅行会社であるアミューズトラベルの危機管理の甘さが事故の原因、遠因ということのようだ。
 わたしも、この事件について何度かこのブログで取り上げた。
 だいたい予想どおりだった。

 ただ、ひとつわかりづらいのは、旅行会社アミューズトラベルの責任である。
 私は、アミューズトラベルが山岳ガイドをしっかり調査して選任したのであれば、旅行会社の責任はかなり低くなるのではないかと思っていた。
 当時テレビで謝罪していたこの旅行会社の社長は、腰が低く真摯に反省しているようにみえた。

 今回の事故調査委員会の報告では、

アミューズトラベルについては「社内に山の危機管理の専門家が少なく、年3回の研修会でも低体温症を取り上げていなかった」とした。予備日のないツアーの企画や、天候悪化に伴うリスク回避の判断基準が社内にない点などを挙げ、「リスクマネジメント体制ができていなかった」と批判した。



 このアミューズトラベルに関する調査委員会の報告は、世間の体裁を保つためにバランスよく付けたことなのかなあ?と思っていた。

 そして、今アミューズトラベルはどうしているのかな?とアミューズトラベルのホームページを見てみると、冒頭に事故謝罪文は掲載されているものの、自己調査委員会のいうとおりの危機管理の甘い会社なのではないかという思いに駆られた。

 この会社は国内外とも、登山、トレッキング、ハイキングの旅行が主流である。
リフトなどの乗物を使って途中までいくような危険の少ない登頂もあるだろうが、そういう旅行でもツアー登山部会ガイドラインでは、「登山ツアー」としている。
なのに、このホームページに掲載れているツアー引率者の表現がどれも曖昧である。
*例:ギアナ高地ロライマ山(2723m)登頂トレッキング

ツアーリーダー、TC、という表現!
この表現は、旅行業法上の添乗員を指す。旅行業法上の添乗員であれば、その仕事はあくまで旅程管理であって、山岳ガイドではない(旅程管理者としての責任しか問えない)。ならば、日程のどこかで、山岳ガイドもしくはそれに准ずるガイドをピックアップするのかと思えば、日程表のどこにもそんな記載はない。ということは、この「登山ツアー」を同行添乗員と現地の普通のガイドでおこなうということだろうか。このホームページのどこからも危機管理の臭いがしない。

このような事故を起こしたのに、まったく反省していないのではないか!と疑われても仕方がない。
この会社の本心は、その原因と本気で向き合う気持ちなどないのではないだろうか!
もしかしたら、トムラウシ山の山岳ガイドも、山岳ガイドとは名ばかりの普通の人と知っていて同行させたのではないかと疑いたくなる。
アバウトさが、身にしみている会社なのかもしれない。

・・・・
こういう会社のツアーは、けっこうおもしろいのだが、その分、危険も避けられないということだろう。
危険!マークでも、つけて販売させればどうだろう!!











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