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添乗の実務経験

 はじめての『海外』が添乗だった!という添乗員はけっこういる。
添乗員の場合、資格を得るためには1回以上の実務経験が必衰条件になっている。よって実際はそれを含めてはじめてということになるだろう。だから、1回目の海外は、添乗実務研修、2回目が、本番の添乗ということになる。
しかし、派遣会社のなかには、実務経験をカットしているところもあるので、1回目から本番の海外添乗という添乗員がけっこういるのだ。
 
 法律上で義務づけている実務経験は、申告義務もないので証明書の類が必要なものでもない。
ただ、TCSA(日本添乗サービス協会)で、顔写真入りの旅程管理主任者証をつくってもらうとき、実務経験の証明書が必要である。
 弱小の派遣会社の場合、先に添乗に出してその日程表とメンバーリストを実務経験の証明書として、TCSAに申告している。(現在、添乗中、主任者証は携帯義務があるが、別になくてもほとんどの地域で困ることはない。なんのメリットのない証明証なのだ)
 大手の派遣会社の場合、自社の実務研修ツアーに参加することで、実務経験を積ませている。こちらは、自分たちの実施する実務研修ツアーにどうしても参加させたいらしく、新人は絶対参加、添乗経験者でも参加した者から添乗のアサイン量が決まるような雰囲気である。雰囲気があれば、参加せざるおえないだろう。仕事がもらえないのは嫌だもん!当然自腹であるから、何度も実務経験をすれば、高額な出費となる。
だから、添乗経験者は、もし会社を移動するときはその点も注意したほうがいい。
あともう一つ注意する点!派遣会社同士、連絡を取り合って、「今、そちらにいた・・・・という添乗員が当社の面接に来ているけど、どんな人?」とか確認しあっている。私がある派遣会社で実際耳にしたのは、上記のような質問に対してその派遣会社の担当者は、「その人、絶対やめたほうがいいわよ!最低のトラブルメーカーなんだから!」みたいなことを言っていた。
そこまで干渉する義務がお前にあるのか!と私は怒りを覚えたんだが・・・
また、旅行学校など第3の機関で、添乗実務研修をおこなっている場合もあるが、大手の派遣会社の場合、あくまで自社の実務研修以外、経験と認めないことを肝に銘じておくべきだろう。いざ、派遣会社に採用されたら、もう一度、実務研修を何十万円かかけて行かなければならないかもしれない。そのお金を、この仕事で回収するには、相当の年月を要しなければならなくなる。

ここから、少し本題に入ろう。
この実務経験!はたして、必要か?
現在、ほとんどの新人の実務経験は、上記にあげた実務研修ツアーで履行されるようになっている。
この研修ツアーは、ベテラン講師が新人添乗員たちを引率しながら、所々で、添乗のポイントを説明する方法だ。これは、実際の添乗とは大きくかけ離れたものではないだろうか。第一、肝心のお客は、新人添乗員自身なのだ。この程度をお金を出して研修と称していく意義はほとんど見当たらない。「旅行する」という意義、行って帰ってくるという流れだけしか、感じとれないのではないのか。そんなことを何となく思うものだから、派遣会社やベテラン講師は、無理して高圧的な研修にして、威厳を保ったりするのではないか。「そんなこともわからないのか!」のような。
 私から言わせれば、新人添乗員の視点のほうが正しいのだ。
あんまりこの研修に意義を感じないから、ホワ~~ンとした顔をしているのだ。

この研修に意義を感じているのは、冒頭にあげた初めて海外旅行をする面々たちだけだろう。
それは、初めて!という意味において、意義を感じているのだが・・・・・

もし意義のある実務経験をするのであれば、
やはり、ホンモノのツアーに乗せないとダメだと思う。
小さな派遣会社などでは自社で実務研修ツアーを組めるほど新人がいないので、以前からそういう実務研修を実施していた。
やはり、ホンモノのツアーにサブ添乗員として乗せてもらうのが一番いい。
それはお客として参加するのではなく、新人のサブ添乗員という立場で、ホンモノのお客にもしっかりと説明して、乗務するのである。お客は嫌がらないはずだ。嫌がるとすれば、お客でなく、主任添乗員のほうだろう。主任添乗員には大きな負担がかかる。かなり大きな!
だから、この部分は、主任添乗員に金銭的見返りをおこなう。

これならば、一回の経験で、渡航方面に関係なく、大いなる知識をつけることができると思う。
もし、アサインの関係で、上記のような実務経験を積まずに添乗に出したのなら、その後にフォローすればいいだろう。
フォローの方法は、添乗経験10回前後をめどに、今度はベテラン添乗員がサブ添乗員として同乗して、添乗手法に大きな勘違いがないか、チェックをおこなうのだ。あくまで、チェックであって、評価ではない。

このように新人添乗員に、前後どちらか1回の添乗実務が推奨されるということでいいのではないか!
TCSAのように、添乗実務と主任者証を結びつける必要はない。
(もともと派遣会社名の入った主任者証を胸に付けるわけにはいかないだろう。旅行会社では社員ということになっているから)


そして、実務経験より大切なのは、自分で旅行へ行ってもらう!ことである。
自分で旅行していないものが、お客の立場を理解することは100%むずかしい。
お客と添乗員では、意識が180度逆転するのだ。
だから、添乗員は、自分のお金で、旅行へ行くべきなのだ。
パックツアーでも個人旅行でもいい。
よく、添乗員希望者が、「パックツアーに参加したことがないのですが添乗員になれますか?」と質問する。
添乗員に必要なノウハウはどちらかといえば、個人旅行で身に付けたことが多い。
お仕着せのパックの部分は、予約された日程表どおり流れていくのだ。お客が添乗員を頼りにするのは、旅行中ふと抱く取り止めのない疑問だ。こういうことは、個人旅行で、地に足をつけながら体験した知識のほうが役に立つのである。とくに、危険!というものに対する認識を身体で理解するには、個人旅行をするしかないだろう。これは、お客の好奇心と安全のバランスを考えるとき必ず役に立つ。
はじめての海外が添乗という添乗員には、ガイドブックと外務省以上の安全に関する基準はありえないのだ(こういう類は責任が発生するのでかなり保守的に書かれている)。

とにかく、添乗員は、自分で旅しなければならない!
なけなしの、お金で!
マイレージを貯めて!(JALとANAは残念)





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