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添乗員の驚くべき労働時間

 添乗員の労働条件が問題となっている。
数年前からアコギな旅行会社に怒りを覚えた添乗員たちが立ち上がった。
一番悪いのは旅行会社だが、派遣添乗員の場合、直接旅行会社を訴えられる立場にない。
よって、添乗員と雇用関係のある派遣会社を訴えることになる。
「みなし労働はやめろ!」
「重労働はやめろ!」
労働基準監督署は、添乗員側の言い分を認めて、派遣会社に是正勧告をした。
しかし、のらりくらりと逃げ回って、派遣会社は勧告に従わない。
旅行会社も添乗員の過酷な労働環境を知っていて、派遣会社と契約していたことに、労働基準監督署から指導がいった。
しかし、こちらも、真摯に受け止める様子はない。

旅行会社の労働組合もその様子を無視した。
添乗員の派遣会社でつくる(社)添乗サービス協会も無視した。
旅行業界の監督機関である国土交通省も全く無関心である。
雇用問題の監督機関である厚生労働省も腰が重い。

旅行業界全体で、今まで、添乗員というのを人身御供にしていた秘密を隠すように、逃げ回っているようにみえる。
自分たちの不満やリスクを全部末端に押し付けていた畢竟(ひっきょう)な顔つきの旅行会社や派遣会社が、はっきりと見て取れる。
そのうち、開き直る。

「俺たちは、お前らがうるさいから、ちゃんと改善してやったんだ!」


下記はそんな旅行業界最大手の新たに提示した添乗員の就労時間だ。


早朝・深夜の申告は、添乗コースの中日で、
早朝4:59以前および深夜22:01以降に就労した場合申告可。
但し、日本発着(ツアー初日・現地出発日など)は適用外。

適用条件例:早朝4:59以前のホテル出発時間(5:00発は不可)
深夜22:01以降のホテル到着(22:00着は不可)
宿泊ホテルでの夕食はスタートから一時間後の終了とみなす。
お客様の怪我・病気等のイレギュラー対応は、対応開始・終了時間が起算となる。


ため息が、出る・・・・・・・・
派遣添乗員3年前後の平均日当が11000円前後ぐらいだろう。
(平均といった場合、それ以下が半分以上いるということだ)
この日当の拘束時間が、朝5:00~夜10:00までという。
イレギュラー対応なんて、言葉が出ない・・・・・
夜中の2時にお客様に「すいませんが、ちょっとエアコンのスイッチがわからなくて寒くて眠れません」
と呼ばれたら、添乗員はその部屋まで行って帰って、5分!その5分の残業代ということか!
添乗員は誰もたった5分を申告しないだろう。否、できないのではないか?
そのうち、添乗員は合理的に考え、些細なトラブルには対応しないんじゃないだろうか。
上が合理的に考えるならば、下も合理的になる。
旅行にマインドはなくなっていくだろう。

開き直った旅行会社のささやきが聞こえてくる。
「自分たちがいくんじゃないもん」

参考
添乗員・労働相談センター


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