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『ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー』その2

前回、『ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー』という、すばらしき名誉ある!賞のことを書いた

この賞が創設されたのが、2006年の6月頃である。
添乗員にとって、怒りの限界点へ秒読みに入っている頃である。

逆にいえば、雇用主の旅行会社にとっては、我が世の春のごとく、添乗員および下請け業者に壮絶なイジメをしていた時期である。
前年8月に、小泉首相の郵政解散がおこなわれ、市場原理主義が怒涛のごとく、弱者を苦しめ始めた時期と一致する。
経営者にとっては、したい放題!だったのだろう!
そして、人格放棄した多くのイエスマンを生み出した。

だから、企業倫理など最も形骸化したこの時期に、『ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー』という添乗員を酷使し劣悪な環境に押しやった者同士が創設したこの賞に、私はどうしても疑問を呈するのである。
私には、「ときどき、このようなご褒美をあげるから、いい子にしているんだよ」としか、聞こえない。
主催者側がいうような、

日頃黒子としてお客様のお世話をする立場のツアーコンダクターの方々が、誇りを持って働き、プロのツアーコンダクター全体のモチベーションアップを図るとともに、添乗を専門職とする人達に希望と光を与えることを目的として2006年から新しい表彰制度を創設し、その栄誉を称えることといたします。


は、まったくの偽善にしか聞こえない。

その証拠として、この年(2006年)の8月に、旅行総研の派遣添乗員が東部労組へ待遇改善を求めて訴え出た。
*添乗員残酷物語
みなし労働はおかしいのではないか?
残業代を支払ってほしい。
年金にも入れないのはおかしいにではないか?
(日頃黒子としてお客様のお世話をする立場のツアーコンダクターが、誇りを持って働くために訴えた)
ごくあたり前のことで訴えたのに、旅行総研は、なぜか猛反発し、徹底的に抗戦してきた。
ごくあたり前の証拠としては、労働基準監督署が、その後一貫と添乗員の言い分を正しいと判断し、旅行総研にも、派遣先のクラブツーリヅムにも、指導に従うよう命令している。

旅行団体側(『ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー』の選考委員の所属する会社)は、一貫して、旅行総研を支持し、現在、その延長線上でおこなわれている阪急トラベルサポートの添乗員待遇改善の訴訟でも、最初から添乗員の話は聞く耳持たない!という風である。

旅行総研を訴え出た添乗員は、その後、和解に応じ、総研は全添乗員の待遇改善に尽力すると約束したようだが、旅行総研は、今も昔も変わりない。
決して、このことを真摯に受け止め、自ら添乗員のために変革することはなかった。

逆に、現在、派遣添乗業界で、ひとり勝ち!しているのは、旅行総研ではないのか!!
なんかうさんくささを感じてしまう。
派遣添乗業界の両雄、(株)TEIと(株)フォーラムは、リーディングの意識を持っているので、添乗員のために、旅行会社へ料金UP交渉してくれていた。
そのことが、旅行会社を怒らしていたことを私は知っている。
「もう、TEIは使わない!」
「フォーラムは、何様のつもりだ!」

旅行総研は、待遇改善に聞く耳を持たないまま、両雄〈(株)TEIと(株)フォーラム〉の隙間をぬって、漁夫の利を得ている。HISグループであるから、その待遇は、劣化することはあっても、向上することはありえない。

結局、旅行業界(『ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー』の選考委員の所属する会社)は、旅行総研のような組みし易い派遣会社を是とし、ほんとうの意味で、添乗員に、

『誇りを持って働き、プロのツアーコンダクター全体のモチベーションアップを図るとともに、添乗を専門職とする人達に希望と光を与える・・』

行為は抹殺してしまった。
この人たちが、添乗員に与えたものは、『誇りなく酷使され、プロのツアーコンダクター全体のワイプアウト(根絶)を図るとともに、添乗員を専門職とする人達に絶望と暗闇・・・』だった。

添乗員問題が起こる前の6月9日号のTCSAニュース(『ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー』創設記事など)をみると、我が世の春!を闊歩している「裸の王様」でいっぱいだ。
*6月9日号のTCSAニュース

出だしの「添乗員ほど素晴らしい商売はない!!」
しかも、書いたのが、阪急トラベルサポート社長の中村氏ときたものだから、低俗なギャグとしか思えない。
もうひとつおまけに、TCSA(社団法人日本添乗サービス協会)が発行している
  ・・・・・・・・・・



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