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マクドナルド

私は子供の頃、マクドナルドが嫌いだった。
元々あまり肉が好きではなかったということもあるのだが、マクドナルドに入ったときの、あの臭いに気分が悪くなるのであった。
当時からマクドナルドは、流行の最先端をいくようなポップなイメージがあり、友人は暇さえあれば気軽に立寄ろうとするので、断る理由をみつけるのに苦労した。
 それが、いつの間には、自ら出入りするようになっていた。
いつ、臭いが気にならなくなったのかわからない。ハンバーガーもよく食べるようになった。自分では、臭覚、味覚が鈍感になったせいではないかと思っているのだが。

 ヨーロッパにもマクドナルドがある。
ヨーロッパへ個人旅行すると、苦労するのが食事である。
アジアなどでは、気軽に入れる食堂や屋台がどんな小さな町でも簡単に見つけられるのだが、ヨーロッパの多くの町では、一人で入れるレストランを見つけるのは難しい。実際は、どんなレストランでも一人のお客様から受け入れてくれるのだろうが、カップルや家族が主体のテーブルが目に付いて、一人ではなかなか入りづらいものだ。
現地の料理や雰囲気を味わうのであれば、そのようなしっかりとしたレストランへ入るのが一番なのだが、一人旅の寂しさか、つい手軽な場所で食事をすませようとしてしまう。
その代表格が、マクドナルドである。
お店はすぐに見つけられる。買い方も分かっている。料金もおおよそ検討がつく。一人で食べていても、不思議ではない。味も世界中たいして違わない。
ただ、お腹を満たしながら、なんか淋しくなる。


ここ20年ぐらい前からか、アメリカのマクドナルドは、その手軽に空腹感を満たそうとする者たちの集う場所となってきた。
夜などに行くと、マクドナルドの中も外も退廃がうずまいている。日本的にいえば、住所不定、職業不詳の老若男女がうごめいている。あきらかにホームレスとわかるものが、マクドナルドのゴミ箱を物色していたりする。
健康そうな人間はほとんどみかけない。


一方、新興国のマクドナルドは健康そのものである。
日本で、昭和40年代、東京銀座に生まれたマクドナルド1号店のときのように、最もポップなアメリカンカルチャーに誰もが自ら洗脳されようと足を運んでいる。
アメリカのホームレスグッズに支配されたマックとは違って、おしゃれなファッションに身を包んだ若者を中心に、店内はエナジーに満ち溢れている。
 中国、北京に、はじめてマクドナルドが出店したときもすごかった。
 インドのデリーにはじめて出店したときに、マハラジャバーガーというのを食べた。マハラジャの友だちみたいな人ばかりだった。

私は、ふと、日本のマクドナルドは、今、どっちに近いのかと考えた。
昼間、マクドナルドへ行くと、若者や子供を中心にまあまあ込み入っている。ただ、その中でも、子連れの家族に混ざって、没個性化した若者から中高年を見かける。夜ともなれば、それがもっと顕著になる。

そういう意味で、先進国におけるマクドナルドの夜は、福祉企業のようでもある。
これから、マクドナルドはこのような者たちに対してどのように対処するのであろうか。
日本マクドナルドの創業者、故・藤田田氏は、自分をユダヤ人!と称して金儲け主義を信望していたが、次世代のマクドナルドは、金儲けのためのカルチャーから、どのようなカルチャーを目指しているのか気になるところだ。



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この記事に対するコメント

コメント

故・元マクドナルド社長はユダヤ人に対して失礼。ユダヤ商法よりもさらに怪しい日本商法の権化なのでは?

URL | Tor@nokouTu #-
2013/01/20 13:38 * edit *
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