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スイスのツアーパンフレットを見て

 
 7月はスイスのベストシーズンといわれている。
他の季節でもスイスはとても魅力的だと私は思うが、高山植物が見られるのはやはりこの季節しかないだろう。


 
各旅行会社が競ってこの季節のスイスを売り出す。
この季節のスイスは、どのツアーでも滅多にハズレがないものである。
旅行会社は連れて行きさえすればいいのがスイスなのである。
連れて行けば、自ずと自然を目にする。
それで満足するのが、スイスである。

旅行会社も添乗員も余計なことさえしなければいい。

DSCF1728.jpg日本旅行『ベストBUYヨーロッパ』

DSCF1724.jpg阪急『トラピックス』
 
手元にある日本旅行と阪急トラピックスのパンフレットのスイスの部分を見比べていた。
日本旅行の「べスト」と阪急の「トラピックス」によく似たコースがあった。

日本旅行の「ベスト」のツアータイトルは
『人気のグリンデルワルドとツェルマットに2連泊! アルプス3大名峰と氷河特急の旅へ とっておきのスイス8日』

阪急交通社「トラピックス」のツアータイトルは
『トラピックス誕生【20】周年記念ツアーとっておきスイス感動体験8日間』

日本旅行は、チューリッヒから入って、ルツェルン~ベルン~ユングフラウ、そしてアンデルマットから氷河特急に乗って、ツェルマット(マッターホルン)~シャモニ(モンブラン)~ジュネーブ~日本。

阪急は、逆回りで、ジュネーブから入って、シャモニ(モンブラン)~ツェルマット(マッターホルン)、そしてツェルマットから氷河特急に乗って、アンデルマット~ユングフラウ~ベルン~ルツェルン~チューリッヒ~日本。

大きな観光内容の違いは、日本旅行が到着地チューリッヒの観光時間なし、阪急も到着地ジュネーブの観光時間なし。あとの観光はほとんど同じ。
食事回数も同じ(両方とも2回夕食なし)。
飛行機も往復ともヨーロッパ乗り継ぎ。
最少催行人員が20名というのも同じ。
ツアー料金もほとんど同じ(たとえば、同じ日の出発日の7月10日、日本旅行が289900円、阪急が289800円)
ホテルは、どちらもスタンダードクラスで同じ。
だだ、ここで多少の違いに気づくが、この違いはけっこう大きなウエイトを占める。
日本旅行の宿泊地は、ルツェルン、グリンデルワルド(2泊)、ツェルマット(2泊)、ジュネーブだ。
阪急は、ジュネーブ又は近郊泊、ツェルマット(2泊)、グリンデルワルト又は近郊泊、チューリッヒ又は近郊泊だ。
おわかりのように、阪急の宿泊都市で確定しているのは、ツェルマットだけだ。あとは、近郊都市名になる可能性がある。近郊都市がどんなところかわからない以上、最悪の場所を想像しておいたほうが安全だ。ジュネーブやグリンデルワルドやチューリッヒでは夕食後、町に繰り出せないと考えておいたほうがいい。とくに、グリンデルワルドに宿泊できるかどうかで、この山麓リゾートの印象はかなり変わると思う。
この点、日本旅行は宿泊都市は決定している。また、ルツェルンに宿泊できるというのは、とてもいいことではないか。ルツェルンは最もスイスらいし町で、だからこそ、ピカソもワーグナーもヘッセも愛したのだから・・・・。

あともう一つ、これがすごく肝心なのだが、周り方についてである。
私は、日本旅行の順序がいいと思う。
同じ観光地をどうぜ周るのだから、と思うべからず!
順序がすごく大事なのだ。周り方によって、それぞれの印象がぜんぜん違ってくる。
それぞれの意見があろうと思うが、
日本旅行のほうが、間違いなく、疲れない!と思う。


パンフレットについてなんだが、
阪急のパンフレットは、なんてケバイんだろう!
感動!感動!と考えられるすべてのセールス?ポイントをパンフレット中に書き込んでいる。
どうでも、いいようなことまで、感動!なんて書き込んじゃって大丈夫なのだろうか!

スイス20の感動体験
1、うれしい片道お荷物宅配サービス付(往路のみおひとり様1つ)
2、アルプス3大名峰の1つ「モンブラン」を絶景のエギーユ・ドゥ・ミディ展望から堪能!
3、スイス名物料理「ラクレット」をご賞味!
4、アルプス3大名峰の1つ「マッターホルン」を絶景のゴルナーグラード展望台から堪能!
5、ゴルナーグラード鉄道乗車体験!
6、ゴルナーグラード展望台では、絶景を見ながらのおにぎり弁当をお楽しみください
7、ツェルマットエリアでは、スイス絶景ハイキングプランをご用意!
8、ツェルマットでは現地スーパーマーケットへ御案内します!
9、大人気リゾートツェルマットではゆったり2連泊
10、氷河特急ではパノラマ車両(2等車)ツェルマット~アンデルマット間
11、絶景のフルカ峠ドライブ体験
12、スイス名物料理「オイルフォンデュ」体験!
13、ヨーロッパ1高い鉄道駅ユングフラウヨッホ駅まで、ユングフラウ鉄道乗車体験!
14、スイス3大名峰の1つ「ユングフラウ」をスフィンクス展望台から堪能!
15、参加者全員に絵葉書プレゼント!
16、クライネシャイデックの山上レストランにて名物料理「ロシティとソーセージ」をご賞味!
17、世界遺産ベルン観光
18、古都ルツェルン観光
19、グリンデルワルド又は近郊にてゆったり2連泊
20、うれしい添乗員同行



食事なんて、けっこうまずいのに、感動!とか、カラー表示なんかにしちゃっている。
感動!の現地スーパーマーケットって、なんだ?

こんなに大風呂敷を広げてしまったら、まずこのパンフレットに書かれている以上の感動?にお客が出会うことはまずないだろう。
間違いなく、現地で出会う現実はこれ並か、これ以下ということになる。
お客は、パンフレットに書かれてあるいいことしか見ない。
阪急は、また、ネガティブな部分は書かないのである。
お客の気持ちは、「必ず!あがります」といわれて、先物商品でも購入したような気分かもしれない。

こんなのばっかりだ・・・・・・・・・スイスはまだいいほうかもしれない!

一方、日本旅行は、とてもシンプルだ。
ほんとうにすばらしいパンフレットだと思う。
あまりオーバーな表現は使わずに、具体的に可能なことだけをセールスポイントとして明記している。

コースのポイント
◆ユングフラウ、マッターホルン、モンブランのアルプス3大名峰のすべてへご案内します。
◆6~9月出発は、スイスならではの日本語ハイキングガイドがご案内するハイキングをお楽しみいただけます。
◆世界遺産の古都ベルンやルツェルンも訪れます。
◆人気の 氷河特急にアンデルマットからツェルマットまでご乗車。
◆朝食は、アメリカンまたはブッフェを基本的にご用意!
◆フォンデュ料理やラクトレットなどの名物料理も楽しみです。
◆人気の山岳リゾートグリンデルワルドとツェルマットに2連泊して、ゆったりお過ごしいただきます。
◆経験豊かな添乗員が同行いたします!
◆添乗員同行で2名様より出発保証日あり!!<14本>



事実と一般論で、パンフレットを作り上げているので、美味しいか、まずいか、感動するのか、しないのか、は、本人が現地で体験するべきことだ!ということだろう。
それぐらい、現地の状況や個人の感情で左右されることがらが多いのである。
一概に、パンフレットを作った時点で、感動!に確信持てるものではない。

ただ、日本旅行のパンフレットにも不満がある。
日本旅行のパンフレットを手にしていつも感じることは、簡単なミスが多いのだ。
いい方を代えると、ちょっとアバウトなんじゃないか?と思ってしまう。
写真では見づらいので、どっかの駅前の代理店で、『ベスト』のパンフレットをもらって見てほしい。
14ページの右下、日程6日目のジュネーブ観光、花時計に△が付いているが、この△は何なんだ?
もっと下の説明欄には、観光 ○下車、無印は車窓と書いてあるので、△は、その間ということなのか?

また、ホテルの写真を掲載しているのだが、別にこのホテルに確定しているわけではないらしい。
確定もしていないホテルの写真を載せたら、勘違いされるんじゃないだろうか!

また、日本旅行に限ったことではないが、日程に時間を書き込むのが、どうかと思うのだが・・・・
現地では、なかなか時間どおりに行かないことも多い。
もともと、現地のオペレーターの作った時間配分が間違っていることも多い。

隅のほうに小さな字で「時間通りにいかないこともあります・・」などと明記されても、日程にはっきり書かれてしまえば、お客の思い込みは直らない。
あまりにひどい日程だから、お客より、時間をはっきり教えろ!と云われたんだろうけど、それなら、「早朝出発」「夜・・時到着予定」「深夜到着」と、ツアーにとって、アブノーマルな時間だけ明記するようにしたらいいと思うのだが・・・

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