Home *  * All archives

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
tb: -- |  cm: --
go page top

今度はイタリア抜きでやろう!

 「ドイツ人は日本人に三国同盟以来親近感を持っていて、『今度はイタリア抜きでやろう!』と一杯おごってくるんだって!」
 という話を、お客様からよくきく。
 また、何かの本に書いてあるのを目にしたこともある。

 ただ、わたしは、ドイツ人からそういわれたことはない。
 逆に、日本人がドイツ人にそう話しているのを聞いたことはある。
 日本の著名人が本にでも書いたことが一人歩きして、いつのまにか、日本人そのものがすすんでドイツ人への親近感にその話題を利用しているように感じる。

 たしかに、ドイツ人と日本人は似ているところがある。
 とくに、ビールの飲み方がそっくりである。
 それに比べると、イタリア人は、酒の飲み方も漂う雰囲気も違う。
 だから、上記のようなことを言われても、イタリア人は「ヒガミだろう!」とまったく気にしないと思うが、私としては、こういう陰口というのか「仲間はずれ」的言い方が好きではないので、イタリア人にとって、そのようなことをいわれる筋合いはない!という理由をみつけようと思った。

 そして下記の文章を発見した。

 イタリア人からしたら、ああいう「赤信号、みんなで渡れば恐くない!」的国家と同盟を結んだことが失敗だったと思っているのではないか?
 赤だろうと青だろうとみんなで渡るのが嫌いなんだから!


大東亜戦争、こうすれば勝てた (講談社プラスアルファ文庫)大東亜戦争、こうすれば勝てた (講談社プラスアルファ文庫)
(2000/11)
小室 直樹、日下 公人 他

商品詳細を見る


 イタリアと日本の違い
 小室 もうひとつ残念に思うのは、イタリアは高速水上機の開発で世界一だったんですから、それを持ってきて改造すればよかった。日本はイタリアをバカにして「腰抜けだ」と言うけれども、イタリアにもいいところがあるんですね。
 日下 「シュナイダーカップ」のレーサーですね。あの水上機は時速七百九キロを出したが、実用性がありません。水冷エンジンの二連直列配置に反転プロペラで十分間全力運転したらそれで終わりでした。むしろ、イタリアは実用機にはならなかったけれども、ドイツと並んで初めてジェット機を作っていますね。
 小室 日本とヨーロッパの連絡飛行に成功したのも、イタリアでしょう。日本は失敗した。
 日下 確かにイタリアという国はおもしろい国で、いまでもF1レースなんかでレーサーは命がけで走る。 
 小室 個人としては勇気があるけれども、戦争に弱い。団体では働かない。個人プレイですね。日欧連絡飛行の飛行機が日本に来たとき、そのイタリア人の飛行士が「歓迎が足りない」って、ものすごく怒ったらしいですね。「史上初の壮挙なのに、どういうことなんだ」って。
 でも、国のためというよりも、彼女のため、自分の名誉のために飛んできたという感じでしょう。日本のA26は「国のため」なんて野暮ったいことを言っているから失敗するんです (笑)。

 日下 A26は「栄」系列の千馬力×二の双発でそんな大きな飛行機じゃないのに、七人も乗った。朝日新聞社から長友主操縦士、川崎副操縦士、塚越・永田南機関士と川島通信土の五人に加えて、参謀本部の西義章大佐と香取孝輔中佐が乗ったのはあまりにも官僚主義である。大西洋を一人で飛んだリンドバーグのほうが飛行の本質をよく知っていた。なんでも人がたくさんいれば心強いというのは日本軍の病気で、結局日本人は個人としては平和愛好なんですね。そこで集団主義になる。一人で戦争するのはこわい……とか。一緒になら死ねる・・・・とか。
 小室 日本は飛行機のほかにもいろんな特攻をやったのに、その割には戦果が少なかったでしょう。ところが、イタリアは個人が爆薬を背負って戦艦を大破させるなんてことをやっている。アレキサンドリアでイギリス戦艦「クィーン・エリザベス」を大破させているでしょう。                          
 日下 そう。あれがアクアラングのはじまりでしょう。
 小室 だから、日本は勇ましくて、イタリアは腰抜けというけれど、こういう事例で日本とドイツとイタリアを比べてみたらおもしろいですな。






スポンサーサイト
tb: 0 |  cm: 0
go page top

新着記事+関連エントリー

カレンダー

カテゴリ

最新コメント

プロフィール

ブログ翻訳

旅行業の本

添乗に役立つ本

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。