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詩人・大濱信光

 20年以上前だろうか。沖縄の石垣島にしばらく滞在したことがあった。
 とても閉鎖的な島だった。
 住民のよそ者に対する冷たい視線というのか警戒感というのか・・・つよく感じる島だった。

 昔、石垣島は、政治犯の収容島だった。宮古島は刑事犯だ。だから、こちらの人は、よそ者に対して警戒するんだ・・・・という話を島で聞いた。

 しばらくいると、それぞれ島の人たちと打ち解けてくるのだが・・・・東京や大阪という本土の人たちがイメージするサンゴ礁にかこまれた南国リゾートとはほど遠い人間くさい因習に満ち溢れた郷土がそこにあるのだと気づいた。

 石垣島といっても、八重山諸島の小島出身者が多く移ってきており、またそれぞれその郷土を背負って暮らしている。
 ・・・さんは小浜だから、・・・・さんは与那国だから、なんて話しをよく聞いた。

ishigaki1.jpg

 南国リゾートとして生きることを強いられた島民にとって、無理して笑顔をつくることは苦痛でしかない。笑顔をつくれる人もいるだろうが、ここの島民の因習はそこまで開放的ではないのだろう。
 アカマタの伝説といおうか、アカマタのお祭りはまだおこなわれていた
 南国風のアロハシャツを男も女も着ているが、なんとなく淋しそうにみえるのだ。

 石垣島でたまたま目にした図書館へ入った。
 そこには郷土コーナーがあった。
 1冊の詩集を手に取った。
 それが、大濱信光という石垣郷土の詩人の詩集であった。

 もちろん、その詩人の名前は聞いたことはなかったが、その中に書かれてある詩にとても心引かれたのだ。
 そこには、JALや南西航空(現JTA)のキャッチコピーではない、郷土としての石垣を目にすることができた。

 *過ぎし日の石垣の街/八重山の天才詩人
 *ふるさと/八重山の天才詩人
 *たそがれ/八重山の天才詩人
 *未熟/八重山の天才詩人

 石垣島は単なるリゾートではない。
 媚びたリゾートではない。
 わたしはそこが好きになった。





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